さる2月18日の暖かな陽射しの中、山本有三記念館にて第4回三鷹市山本有三記念館スケッチコンテストの表彰式を行いました。表彰式では賞状と記念品の授与、審査員による選評が述べられました。 山本有三記念館賞...
三鷹ゆかりの作家の旧居であり市有形文化財でもある建物の魅力と、「文化の薫り高い三鷹」を広く発信することを目的として開催している山本有三記念館スケッチコンテスト。 4回目となる今回は、市内外から51...
文化財防火デーである1月26日(木)、消防演習を実施いたしました。 旧食堂である1階展示室から出火したと想定し、通報訓練・避難誘導訓練・けが人救助訓練を行った後、消防隊員が建物に一斉放水を行いました。...
2017年3月11日(土)につきましては、研修のためボランティアガイドをお休みさせていただきます。 通常は土・日・祝日の13:00~16:00に事前申込不要でガイドを行っておりますので、お気軽に声をお...
俳優の宇井晴雄さんに「雌に就いて」「服装に就いて」の2作品を朗読していただきました。 出演を重ねるごとに、太宰作品の朗読が板についてきた宇井さん。 感情が込められた抑揚のある台詞と、ふとした情景が思い...
第78回太宰治作品朗読会が、10月21日に開催されました。 出演は、太宰と同じく津軽出身の朗読家・中村雅子さんです。 中村さんにとって9回目となる今回の朗読作品は、 太宰が三鷹から郷里へ実母を見舞うた...
山本有三記念館では、今年も11月3日「文化の日」に秋の朗読会を開催いたします。 朗読の瀬戸口郁さん(文学座)は、これまでにも本朗読会にご出演いただいております。「モンテ・クリスト伯」」「女の一生」など...
本日、9月16日より当館では企画展示「銀幕の有三」展を開催しております。このたびの展示は、当館の所蔵する資料のみで構成するのではなく、映画史研究家である畑三郎氏の10万点にも及ぶコレクションの中から...
6月17日(金)18時より、元NHKエグゼクティブアナウンサー・山田誠浩さんの朗読会が開催されました。山田さんは、大河ドラマ「おんな太閤記」、NHKスペシャルなどのナレーション、「私の本棚」「ラジオ文...
戦後、「斜陽」で一躍流行作家に躍り出た太宰治は、次々と大作を書き上げ旺盛な作家生活を送る反面、心身は極限を迎えていました。体調が悪化する中で、太宰が奮励した仕事は自身の全集創作でした。 昭和23(...
毎年5月に開催している春の朗読コンサート。今回はヴァイオリンとのアンサンブルをお届けします。新緑が美しい季節、有三が暮らした洋館で朗読と音楽のハーモニーをお楽しみください。 日時▶2016年5月13日...
山本有三記念館は今年、開館20周年を迎えました。3/12に開始した企画展「有三文庫の思い出~子どもたちに本を」は、旧有三邸が、都立・三鷹市立の子ども図書館時代を経て、1996年に三鷹市山本有三記念館と...
2月13日(土)に、文学座所属の俳優・林田一高さんによる朗読会を開催しました。 初出演の林田さんには、「破産」と「桜桃」をご披露いただきました。 まず、「破産」の朗読では、まるで落語を聴いているかのよ...
暖かな陽射しの中、山本有三記念館にて第3回スケッチコンテストの表彰式を行いました。 山本有三記念館賞の石井賢国さん(写真右)は今回が3度目の応募。色鉛筆とペンによる、レンガ1枚1枚をも描こうとするかの...
2/28(日)と3/5(土)につきましては、研修のためボランティアガイドをお休みさせていただきます。 通常は土・日・祝日の13:00~16:00に事前申込不要でガイドを行っておりますので、お気軽に声を...
三鷹ゆかりの作家の旧居であり市有形文化財でもある建物の魅力と、「文化の薫り高い三鷹」を広く発信することを目的として開催している山本有三記念館スケッチコンテスト。 3回目となる今回は、市内外から74点の...
1月16日、第3回三鷹市山本有三記念館スケッチコンテストが三鷹市公会堂さんさん館にて始まりました。 繊細な鉛筆画や華やかな水彩画、やさしい雰囲気のパステル画など、今回は74点の作品が集まりました。コン...
11月14日の夕刻、津軽ひろさき応援隊でフリーアナウンサーの若山多香子さんと、太宰と交流が深く、郷里青森における太宰治顕彰に力を注いだ小野正文の実録を手掛けたライターの清水典子さんによる朗読会を開催し...
11/1よりスケッチコンテストの応募受付を開始いたしました。 本コンテストは、プロアマ問わずどなたでも応募でき、山本有三記念館又は有三記念公園を描いたものを広く募集するものです。 11月に入り、有三記...
「絵本」を通して、人と人とのコミュニケーションを楽しむ「三鷹駅前まるごと絵本市」。山本有三記念館も今年から参加いたします。 館内では絵本市の期間中、山本有三とゆかりのある石井桃子の絵本を紹介。お手に取...
山本有三記念館では、今年も11月3日「文化の日」に秋の朗読会を開催いたします。 朗読の大滝寛さん(文学座)は、本朗読会には初出演となります。大滝さんは舞台「ガリレイの生涯」「お気に召すまま」「女の一生...
9/12より始まりました企画展「史実と創作―有三が描いた歴史―」は、有三の史劇と歴史小説が一堂に会す初めての企画展です。戦国時代や幕末・維新期の武士たち、また古代の神々を有三なりの解釈で描いた作品をど...
コンテスト来場者と審査員の投票により選ばれる入賞作品は、山本有三記念館にて展示いたします。公園は入場無料ですので、ぜひお気軽にスケッチにお越しください。 【作品募集】 2015年11月1日(日)~1...
山本有三記念館では、夏休み子どもワークショップとして2つのイベントを開催します。イベント開催日以外でも中学生以下のお子様は入館料無料ですので、いつでもお気軽に記念館にお越しください。 ①ハードカバーに...
昭和14(1939)年9月1日。太宰治は妻美知子とともに三鷹村(現三鷹市)下連雀113に転居します。青森県屈指の大地主の家に生まれた太宰の終の棲家は、絢爛な生家とは対照的な木造平屋で新築の小さな借家...
毎年5月に開催している春の朗読コンサート。今回は数年ぶりに和楽器とのアンサンブルをお届けします。新緑が美しい季節、有三が暮らした洋館で朗読と音楽をお楽しみください。 日時▶2015年5月15日(金)、...
3/28より始まりました企画展「山本有三交友録」は、有三と交流のあった人々を通して、彼の多彩な活動を紹介しています。 本展の開催にあわせて発行した館報第12号には、評論家の武藤康史さんによる特別寄稿「...
3月14日18時より、演劇集団アクト青山を主宰する小西優司(まさもり)さんの朗読会が開催されました。 まずご披露いただいたのは、女性が好んで朗読する「葉桜と魔笛」です。 様々な感情を取り払い、「悲傷」...
平成20年3月の開館以来、8年目に突入した太宰治文学サロンは、平成27年3月10日、10万人目のお客様を迎えることができました。心より感謝申し上げます。 記念すべき10万人目の来館者は、三鷹市にお住ま...
2/14(土)に第58回太宰治作品朗読会が終了しました。 今回は、太宰治作品朗読会初出演となる朗読家の田中泰子さんに、「陰火」より「尼」と「津軽」(抜粋)の二作品をご披露いただきました。 田中さんは太...
85点のご応募をいただいた第2回山本有三記念館スケッチコンテスト。1月17日から25日まで公会堂さんさん館でコンテストを行い、多くの皆様にご来場いただきました。 来場者と審査員の投票により決定した入賞...
去る1月17日(土)。第57回太宰治作品朗読会が終了しました。 今回は、元TBSアナウンサーの須賀雅子さんに「雪の夜の話」「貨幣」二作品をご披露いただきました。 須賀さんは「3時にあいましょう」「JN...
第2回目を迎えた山本有三記念館スケッチコンテスト。今回は水彩画、鉛筆画、コラージュ、切り絵など、85点の作品が集まりました。コンテストでは応募作品を全て展示し、コンテスト来場者と審査員の投票によって入...
12/13(土)に第56回太宰治作品朗読会が終了しました。 昨年に引き続き、今年も声優の羽佐間道夫さんに『新釈諸国噺』の中から朗読をしていただきました。太宰作品の中でも羽佐間さんお気に入りの『新釈...
施設整備工事及び年末年始のため、下記のとおり休館いたします。期間中、山本有三記念館及び有三記念公園への入館・入場はできません。また土・日・祝日のボランティアガイドも中止させていただきます。大変ご迷惑を...
施設整備工事及び年末年始のため、下記のとおり休館いたします。期間中、山本有三記念館及び有三記念公園への入館・入場はできません。また土・日・祝日のボランティアガイドも中止させていただきます。大変ご迷惑を...
本日オープンした企画展「山本有三没後40年 絶筆「濁流」」の開催にあわせて、館報第11号を発行しました。 企画展では有三が戦後に執筆した「無事の人」と「濁流 雑談 近衛文麿」の2作品を中心に取り上げて...
9月20日(土)に原きよさん(フリーアナウンサー・朗読家)にご出演いただき、平成26年度上半期の朗読会が終了しました。 原さんには「美男子と煙草」「作家の手帖」「ア、秋」を朗読していただきました。情景...
山本有三記念館秋の恒例企画、朗読会を開催いたします。 朗読は記念館初出演の大原康裕さん(文学座)で、戯曲「津村教授」を全編一人語りでご紹介します。秋の夜長に、有三が暮らした洋館で、朗読に耳を傾けてみて...
『斜陽』がベストセラーとなり、無頼派の旗手として人気作家に躍り出た太宰の元に取材依頼が寄せられます。それは、戦災で家を失った人々についてのものでした。昭和22年(1947)12月22日、太宰は雑誌記...
昨年の第1回スケッチコンテストには100点以上のご応募をいただき、今年も第2回目を開催することとなりました。 コンテスト終了後、入賞作品は山本有三記念館にて展示いたします。あなたの絵で、記念館を飾って...
山本有三の『心に太陽を持て』を、文庫本からハードカバーに作りかえます。 好きな色の表紙としおりを選んで、オリジナルの本を作ってみませんか? 日 時:2014年8月3日[日]13:00~16:00 会...
多くの作家たちに愛され、描かれてきた井の頭公園。 太宰もまた、作品中に井の頭公園を登場させた作家の一人です。井の頭池とボートが重要な役割を担う「花火」、ベンチで物思いに耽る様子が描かれる「ヴィヨンの妻...
毎年たくさんのお申し込みをいただいております春の朗読コンサート。今年は公演数を増やし、16日(金)、17日(土)の2回公演で行いました。野田香苗さんの落ちついた声と、塚越慎子さんが奏でるマリンバの豊か...
毎年好評をいただいている春の朗読コンサート。今年は朗読とマリンバのアンサンブルをお届けします。新緑に囲まれた洋館の中で、マリンバの音色に包まれながら有三作品の朗読に耳を傾けてみませんか? 日時:201...
3月8日に小西優司さん(演劇集団アクト青山主宰)、3月22日に八十川真由野さん(文学座所属俳優)にご出演いただき、平成25年度の太宰治作品朗読会が終了しました。 初出演となる小西さんには、教科書にも登...
3月6日より新企画展「山本有三と国語」が始まりました。 館報最新号では、有三が行った国語に関する重要な取り組みの一つ「当用漢字表」の制定について、阿辻哲次さんにご寄稿いただきました。阿辻さんは2010...
今回の企画展示は、三鷹を舞台とした短篇作品「善蔵を思ふ」の世界をご紹介します。昭和15年4月に雑誌「文藝」に発表されたこの作品は、太宰が敬愛する同郷の作家・葛西善蔵を念頭において書かれています。 ...
3月6日(木)から始まります次回企画展「山本有三と国語」の関連イベントとして、山本有三記念館と三鷹ネットワーク大学の共催による講演会を開催いたします。 近年、日本国憲法への関心が高まりつつありますが、...
コンテスト開催中に皆さまから投票をいただいた結果が確定いたしました。 たくさんのご来場ありがとうございました。 投票総数 532票 最優秀賞 長谷緑也氏 画題「石組の美しい暖炉」 ...
山本有三記念館秋の恒例企画、朗読会を開催いたします。 今回は記念すべき10回目ということで、文学座の瀬戸口郁さん、伊藤安那さんのお二人をお迎えし、有三の長編小説「真実一路」をお届けします。 一つの作品...
9月28日(土)に毛利まこさん(劇団グスタフ所属 女優・脚本家)にご出演いただき、平成25年度上半期の朗読会が終了しました。 毛利さんには「きりぎりす」を朗読していただきました。つややかなお声によ...
今回の企画展示は、世界に広がる太宰治の翻訳本を「斜陽」と「人間失格」を中心にご紹介します。 三鷹時代の代表作である「斜陽」と「人間失格」。「斜陽」は1947(昭和22)年に「新潮」に4回にわたって...
9月7日より新企画展「文学の彩り 山本有三作品の挿絵と装幀」が始まりました。 企画展の開催に合わせて発行している館報ですが、今号は有三の著作『真実一路』『新篇 路傍の石』『道しるべ』『無事』の装幀を手...
太宰治の遺作となった「グッド・バイ」。「グッド・バイ」は物語がまさにここから展開を迎える場面で、太宰の死によって未完となりました。 「人間失格」を脱稿した太宰は三鷹に戻り、すぐさま「グッド・バイ」の執...
9月1日開催の太宰治文学サロン開館5周年記念講演会「太宰文学の魅力―天成の語り部」につきましては、受付を終了しました。多数のご応募をいただきありがとうございました。...
太宰治文学サロンの開館5周年を記念して、太宰が三鷹に移り住んだ9月1日に講演会を開催します。三鷹市民であり太宰治の愛読者である池内紀氏に、没後65年経っても色あせぬ太宰文学の魅力について語っていただき...
8月11日開催の山本有三記念館夏休み子どもワークショップ「ハードカバーに挑戦!!」につきましては、申込が定員に達しましたので受付を終了いたしました。多数のご応募をいただきありがとうございました。...
「あなたにとっての山本有三記念館」をテーマとして、プロ・アマ問わず幅広い年齢層を対象に、スケッチ作品のコンテストをリニューアルオープンした三鷹市公会堂(さんさん館)で開催いたします。過去に描いた作品で...
昨年初めて開催した夏休み子どもワークショップ。ぜひ続けてほしい!というお声をいただき、今年も開催することとなりました。山本有三記念館の建物探検と、文庫本『心に太陽を持て』をハードカバーに作りかえる製本...
毎年好評をいただいております朗読コンサートですが、今年は朗読とクラリネットのアンサンブルをお届けいたします。新緑に囲まれた洋館で、読書とはちがう文学との出会いをお楽しみください。 日時:2013年5月...
3月2日に八十川真由野さん(俳優)、3月16日に御手洗徹さん、飯塚ヒロ子さん(みたか観光ガイド協会会員、太宰治文学サロンガイドボランティア)にご出演いただき、 平成24年度の太宰治作品朗読会...
3月2日より、新企画展「三鷹の家のものがたり」が始まりました。展覧会の開催に合わせて発行している館報ですが、今号の内容は特に展示と連動する企画となっています。 現在は山本有三記念館として知られるこの建...
明治期に入り日本の印刷業は、転換期を迎えます。従来の和本から本格的な洋式製本による書物が流通し、大正にかけてブックデザインの濫觴期が訪れたのです。 当時、装幀を画いた人の大半が画家でした。彼らが表紙...
講演会「世界文学としての有三戯曲」は現在お申込み受付中です。 縄田雄二氏(中央大学文学部教授)を講師にお迎えし、海外作品や作家と有三戯曲の深いつながりについて、最新の研究成果を踏まえてお話いただきます...
山本有三記念館・北側からの建物外観をスタンプにしてイングルヌックに備え付けました。入館の際にお渡しするリーフレットに欄を設けたので、ご来館の記念にぜひ押してください。 ...
「伊勢元」跡地に2008年3月に開館した「太宰治文学サロン」。 その伊勢元が登場する「十二月八日」を朗読家の中村雅子さんにご披露いただきました。 ...
太宰治の作品といえば、現在も教科書で取り上げられている「走れメロス」(昭和15年)や近年映画化された「ヴィヨンの妻」(昭和22年)、「斜陽」(昭和22年)、「人間失格」(昭和23年)などを思い浮かべ...
秋の恒例企画、山本有三作品の朗読会を11月3日に開催いたします。 11月3日文化の日は、昭和40年に有三が文化勲章を受章した日であると同時に、山本有三記念館の開館日(平成8年開館)でもあります。有三に...
9月29日(土)18時より、「正義と微笑」を宇井晴雄さんが朗読しました。 今回は定員25名に対して115名ものご応募をいただき、太宰治文学サロン朗読会始まって以来の倍率となりました。 若手俳優を目指す...
新企画展「山本有三の文学修行 海外との交流、役者との出会い」の開催に合わせて、館報第7号を発行しました。 企画展で有三が一流の劇作家になるまでの歩みを取り合げていることから、今号は有三作「同志の人々」...
6月16日、23日に開催された、太宰治作品朗読会が終了しました。 昨年「桜桃」「富嶽百景」の朗読で好評を博した、元NHKエグゼクティブアナウンサーで朗読家の山田誠浩さんにご出演いただき、「人間失格」の...
山本有三記念館の展示見学とハードカバー製本の体験を行います。展示見学では建物探検をしながら有三作品の初版本や特装本を紹介します。製本体験では、有三著『心に太陽を持て』の文庫本をオリジナルのハードカバー...
今年の桜桃忌も無事終了しました。 14時から墓前で読経が始まった途端に急に激しい豪雨に襲われたかと思うと、読経が終わったと同時にまた小雨となり、何かを感じずにはいられない不思議な時間でした。 太宰治文...
太宰治は、昭和21(1946)年11月に疎開先の故郷青森から三鷹の自宅に戻ります。 仕事場を自宅書斎から三鷹駅周辺にいくつか移し、ベストセラーとなった「斜陽」、近年映画化され話題を呼んだ「ヴィヨンの妻...
記念館に隣接する有三記念公園にも春の花が咲きそろってきました。 4回目となる春の朗読コンサート、今年は朗読とチェロのアンサンブルでお届けします。 新緑に囲まれた洋館で、有三作品の朗読とチェロの響きに耳...
3月からの新企画展「心に太陽を持て 今、胸に響く有三の言葉」の開催に合わせて、館報第6号を発行しました。 『ミカ!』や『ぎぶそん』、芥川賞受賞作『八月の路上に捨てる』で知られる作家の伊藤たかみさんは有...
今回の企画展示では、太宰が著した『井伏鱒二選集 第一巻後記』をはじめとする複製原稿、三鷹市立図書館が所蔵する太宰の初版本『富嶽百景』『佳日』や初出雑誌を中心に展示しています。 また、井伏鱒二著『太宰治...
企画展 三人の「女の一生」―ジャンヌと允子とけい―の開催に合わせて、館報第5号を発行しました。 今号には2011年に発行されたモーパッサン『女の一生』(光文社古典新訳文庫)の翻訳を行った永田千奈氏によ...
太宰治が疎開先の故郷青森県北津軽郡金木村(現:五所川原市金木)から三鷹の家に戻ったのは、1946(昭和21)年11月14日。それから亡くなるまでの約1年半の間に「母」「父」「おさん」「櫻桃」「家庭の幸...
『心に太陽を持て』は、有三が編纂した子ども向けの教養叢書『日本少国民文庫』(全16巻)の初回配本として昭和10年に刊行されました。ドイツ語の作品を有三が翻訳した同名の詩を冒頭に収めており、「勇気を失う...
「桜桃の忌 -太宰治を偲ぶ‐」に展示替えをしました。 今回は太宰と親交の深かった作家たちをとりあげ、太宰について著した作品や回想録などをご紹介します。特に、檀 一雄が太宰に贈った「さみだれ挽歌」が掲載...
山本有三記念館での朗読コンサートも、今年で3回目となりました。今回は朗読とヘルマンハープのコラボレーションをお届けします。 ヘルマンハープは20年ほど前にドイツで生まれた小型のハープです。専用の楽譜を...
開催中の企画展「文化人・山本有三の足跡―『竹』から読み解く昭和20年代―」は、『竹』という随筆集を切り口に有三の昭和20年代を辿るものです。 有三が熱心に取り組んだ国語改革についても取り上げていること...
太宰治は、昭和14年(1939)9月1日に妻・美知子の郷里である甲府から、東京府北多摩郡三鷹村下連雀(現:下連雀ニ丁目)に居を構えました。六畳、四畳半、三畳の部屋に、玄関、縁側と風呂場がついて12坪...
太宰が三鷹に移り住んだのは、昭和14年(1939)9月。三鷹町制が施行される前年の三鷹村の頃でした。それまで、太宰は一箇所に定住することがほとんどありませんでしたが、亡くなるまでのおよそ9年間を現在...
9月12日(日)に延来館者が5万人を突破いたしました! 記念すべき5万人目のお客様は、三鷹市上連雀にお住まいの吉田咲良(さくら)ちゃん(4歳)です。 今日は、ご家族7人で、八幡神社の例大祭のこども神輿...
山本有三記念館秋の恒例企画となってまいりました朗読会を今年も開催いたします。 今回朗読作品に取り上げる「路傍の石」は、有三がここ三鷹の家で執筆した作品です。吾一少年が様々な困難を乗り越えて成長する姿を...
<パネル展示解説> 太宰が直接体験した空襲直後の空中写真(太宰宅周辺)を展示しています。三鷹地域の空襲被害は7回に及びますが、昭和20年4月2日の空襲は死者28名ともっとも多くの人的被害を受けています...
山本有三の代表作の一つに数えられる長編小説である『波』。 長い間、ロングセラーとして読み続けられていましたが、現在は販売されていないため、当財団が独自に文庫本として復刊しました。 『波』 425ページ...
企画展「小説家・山本有三の時代―「生きとし生けるもの」から「波」まで―」の開催に合わせて館報第3号を発行いたしました。 鹿島茂氏(明治大学国際日本学部教授)の特別寄稿の他、展示資料紹介などを掲載してい...
緑がまぶしい季節になってまいりました。 有三記念公園では、初夏の花々が出迎えてくれます。 当館では、6月12日に朗読コンサートを開催いたします。朗読の野田香苗さん、チェンバロの渡邊温子さんをお迎えし、...
〈パネル展示〉 「太宰が生きたまち 三鷹」のパネルでは全て戦後の写真とし、1947(昭和22)年撮影の米軍空中写真(三鷹駅、太宰宅及び井の頭公園周辺)や三鷹駅南口、三鷹駅前通りの写真により、戦後まもな...
2009年10月の新企画展オープンにあわせて、館報第2号を発行しました。 「特集 有三文庫の思い出」として、当館の文庫時代のエピソードを掲載しています。 また、1996年『いちげんさん』ですばる文学賞...
太宰治の作家活動は、前期(昭和9年~12年)、中期(昭和13年~20年)、後期(終戦~昭和23年)の三期にわけられます。前・中期作品には、文壇の先輩や仲間たちとの交流や文学観があらわれています。...
当館の建物の歩みに光を当てた初めての企画展が始まりました。 大正15年頃に建てられた建物は、当時流行していたデザインを伝えてくれるだけでなく、細かな意匠が凝らされた室内は見所がいっぱいです。個人住宅と...
2009年6月9日(火)より展示リニューアル! 太宰治(本名津島修治)は、1930(昭和5)年、東京帝国大学仏文科に入学して上京します。ですが、大学へはほとんど通わず、非合法活動に関わり、長兄をはじめ...
4月25日、山本有三記念館の新企画展 「『日本少国民文庫』の世界と編集者たち」がオープンしました。 『日本少国民文庫』は、山本有三が編纂した子供向けの教養書シリーズです。 刊行が始まった翌年、有三はこ...