資料でたどる太宰治:小説にみるライフスタイル-前・中期作品-
太宰治文学サロン 展示コーナー 11月3日より翌2月頃まで
太宰治の作家活動は、前期(昭和9年~12年)、中期(昭和13年~20年)、後期(終戦~昭和23年)の三期にわけられます。前・中期作品には、文壇の先輩や仲間たちとの交流や文学観があらわれています。そして、中期のうちでも、三鷹に家を構えた昭和14年以降には、「この家一つは何とかして守って」(「東京八景」)いこうとする謙虚な生活観が書かれるようになります。物資の乏しい時代でしたが、小さな庭を楽しみ、その日暮らしと向き合うことが作品化されているのです。戦中までの生活様式がうかがえる作品は、著書やパネルの展示で紹介いたします。