8月29日から三鷹市美術ギャラリーでは『THE YOSHIDA FAMILY展』が始まりました。
4世代7人の芸術家が集った吉田家の画家たちを紹介する展覧会ですが、今回最も時代を遡る人物は幕末生まれの洋画家・吉田嘉三郎(よしだ・かさぶろう)〔吉田博の義父〕であり、一方で嘉三郎のひ孫にあたる吉田亜世美(よしだ・あよみ)は、現在も米国と日本を行き来しながら活躍するアーティストです。
吉田家といえば、近代風景画の巨匠・吉田博を筆頭に「旅」を身近なものとして暮らしてきました。本展でも1903年に渡米した博(博にとっては2度目の渡米)とふじをが欧米旅行中に描いた数々の作品を展示しておりますが、100年以上も前に描かれたとは思えない瑞々しい2人の感性が窺えます。
博の長男・遠志はアフリカ・南極にも足を伸ばし、次男・穂高もメキシコに強く惹かれるなどそれぞれの視点から世界を旅し、自らの世界を創りあげてゆきます。
本展を通して、100年を超える時空と世界を巡る空間の旅をお楽しみください。
7月25日から開催される三鷹市美術ギャラリーの企画展は
「牧島如鳩展 ~神と仏の場所~」となります。
牧島如鳩(まきしま・にょきゅう、1892-1975)は栃木県足利市に生まれ、日本画家であった父から絵の手ほどきを受け幼い頃からその画才を発揮しました。また、ハリストス正教の幼児洗礼を受けており、16歳で御茶ノ水にあるニコライ堂の神学校に入学しています。そこで山下りんにイコンを学び、伝教者としてイコンを描いてゆくことになりました。
いよいよ冬本番の季節がやってきました。子年から丑年へのバトンタッチももうすぐですね。
三鷹市美術ギャラリーの次回企画展は、新春1月6日オープンの
「レインボー喜寿 ~靉嘔(あいおう) 版画作品を中心に~」展です。
靉嘔(本名/飯島孝雄)は1931年生まれ茨城県出身の日本人作家です。N.Y.で活動していた60年代中期から古今東西のあらゆる物体を虹色に塗り分ける〈レインボー・シリーズ〉を開始し、現在も「虹〈レインボー〉の作家」として精力的に活動しています。
三鷹市美術ギャラリーの次回企画展「スナップショットの時間~三浦和人と関口正夫~」展(会期:9月6日(土)~10月19日(日))の開催に先立ち、関連ワークショップとして6月15日・22日の二日間、「カシャカシャ撮影隊~出品作家といっしょに三鷹を撮ろう!」が開催されました。