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ちびっこ力士 大童山 〔写楽と豊国展みどころ〕

2015年1月10日三鷹市美術ギャラリー美術担当(S.T)
東洲斎写楽 《大童山土俵入り 大童山文五郎》 錦絵大判

1794年11月、本所回向院の相撲場で一人の少年が土俵入りを披露し、観客たちの喝采を浴びました。

少年の名は大童山文五郎。出羽出身で生まれた時から並外れて身体が大きく近隣でも評判の怪童でした。しかし、飢饉のため口減らしで江戸の見世物小屋を点々とし、ついに江戸一番の相撲部屋・伊勢の海の元へ連れて来られます。

数え年7歳にして123cm、体重72キロもあった文五郎ですがその年齢では相撲をとるにも早すぎるため、一人土俵入りというショーを演じる事になりました。

このショーは人気を呼び、勝川春英など当時活躍した浮世絵師が文五郎の姿を描いています。東洲斎写楽もその一人で、本展には堂々と土俵入りを演じる文五郎と両脇からその姿を見守る現役力士たちを描いた三枚続が展示されています。

展覧会場ロビー(三鷹市美術ギャラリー)に設置の大童山カキワリ


当館のロビーには、大童山の実物大カキワリはじめ当時活躍した力士・谷風や雷電の実物大カキワリを設置しています。一緒に撮影してその大きさを実感してください。

画像(上):東洲斎写楽 《大童山土俵入り 大童山文五郎》 錦絵大判
画像(下):展覧会場ロビー(三鷹市美術ギャラリー)に設置の大童山カキワリ