VOICE*ヴォイス

VOICE*ヴォイス > 太宰治文学サロン

お知らせ
音楽担当
演劇・映画・古典芸能担当
美術担当
文芸担当

企画展示「太宰治×井の頭公園」がはじまりました

2014年6月 3日太宰治文学サロン文芸担当(倉持)
展示風景

多くの作家たちに愛され、描かれてきた井の頭公園。
太宰もまた、作品中に井の頭公園を登場させた作家の一人です。井の頭池とボートが重要な役割を担う「花火」、ベンチで物思いに耽る様子が描かれる「ヴィヨンの妻」など、登場人物たちは様々な表情を見せています。太宰は訪ねてきた弟子を連れて、度々井の頭公園を歩いています。井の頭公園は太宰にとって身近に親しんできた場所であるといえるでしょう。
今回の企画展示は、太宰が描いた井の頭公園をご紹介しています。「ヴィヨンの妻」「黄村先生言行録」「犯人」といった同公園が描かれた作品の複製原稿や、初版本等を出品しています。
http://mitaka.jpn.org/ticket/140603d/

初公開の直筆資料

〇特別公開
三鷹市新収蔵資料  直筆資料「大恩は語らず」を初公開!

「大恩は語らず」は、太宰の恩讐観をあらわした短いエッセイです。当時、「婦人公論」の編集者であった野口七之輔は、「復讐」をテーマにした随筆の原稿依頼をするため、三鷹に訪れます。その際に太宰の自宅で交わされたやり取りが、このエッセイに記されています。
本作は、昭和15(1940)年5月、「婦人公論」7月号のために執筆されましたが、雑誌には掲載されませんでした。没後、昭和29(1954)年7月1日発行の「文章倶楽部」に野口氏による「未発表のいきさつ」とともに「太宰治未発表原稿」として発表されます。
太宰が三鷹に転居したのは昭和14(1939)年9月。これらの資料は、三鷹で旺盛な執筆生活を営む時期のものです。野口氏に宛てた郵便物には「三鷹」「吉祥寺」の消印が押されており、太宰の三鷹における作家活動を辿る上でも貴重な資料となっています。この機会をお見逃しなく、是非ご覧ください。
※直筆資料は約2週間ごとの入れ替えにより公開しています。
 また、6月19日の桜桃忌には、原稿11枚と原稿送付用封筒、直筆葉書2枚、初出雑誌、全てを展示します。

太宰治文学サロン

〒181-0013
東京都三鷹市下連雀3-16-14
グランジャルダン三鷹1階
☎・Fax0422-26-9150
busアクセスMAP»