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牧島如鳩展
2009/06/29   by Y.O
7月25日から開催される三鷹市美術ギャラリーの企画展は
「牧島如鳩展 〜神と仏の場所〜」となります。

牧島如鳩(まきしま・にょきゅう、1892-1975)は栃木県足利市に生まれ、日本画家であった父から絵の手ほどきを受け幼い頃からその画才を発揮しました。また、ハリストス正教の幼児洗礼を受けており、16歳で御茶ノ水にあるニコライ堂の神学校に入学しています。そこで山下りんにイコンを学び、伝教者としてイコンを描いてゆくことになりました。
如鳩はイコンと並行して早い時期から仏画も描いています。最初の油彩による仏画は妻静子の死が契機となった《涅槃図》で、その後1945年の東京大空襲の際に遺体安置所となったニコライ堂の一隅では《誕生釈迦像》が描かれました。
伝教者として聖像を描くイコン画家を出発点に、キリスト教と仏教、さらには神道までも習合した特異な宗教画を描いた牧島如鳩。約70点の作品で、その独自の世界をご紹介します。


牧島如鳩展 〜神と仏の場所〜

会期:7月25日(土)〜8月23日(日)
休館日:月曜日
開館時間:午前10時−午後8時(入館は午後7時30分まで)
会場:三鷹市美術ギャラリー
  181-0013三鷹市下連雀3-35-1
  JR三鷹駅(南口)前CORAL5階
  Tel:0422-79-0033  fax:0422-79-0030
観覧料:一般600円/65歳以上・学生(大・高)300円
  /中学生以下・障害者手帳をお持ちの方は無料


(画像:牧島如鳩 《誕生釈迦像》 昭和戦前期〜1960年 油彩・カンヴァス 願行寺蔵)

ラウル・デュフィ 《五重奏》
2009/05/05   by Y.O
ラウル・デュフィ(1877-1953)は音楽好きの一家に育ちますが、絵画のテーマとして音楽を取り入れたのは晩年になってからでした。1940年頃からオーケストラや室内楽、偉大な作曲家たちへのオマージュのシリーズが登場します。
今回の展覧会では、《青い五重奏》、《バッハへのオマージュ》、《大オーケストラ》、《オーケストラ》、《演奏家たち》、《五重奏》といった音楽をテーマとした作品が展示されています。
なかでも、《五重奏》について、この展覧会の監修者である南仏のロデヴ美術館館長マイテ・ヴァレス=ブレッド氏は以下のように解説しています。
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1940年代を通じてデュフィの重要な主題となった室内楽のシリーズに属するこの作品では、二つの異なる音楽鑑賞の場が巧みに同一画面に表現されている。すなわち、右側の古典的な室内装飾と平土間席に座る聴衆から連想される劇場と、画面左側で一番広い部分を占め、壁紙と腰板があたかも舞台装飾のように描かれている音楽室である。劇場内に満ちているのと同じ黄色の色面上、前景右端に後ろ向きで描かれた音楽家が、音楽を聞くことにまつわる二つの場所を象徴的に結びつけている。
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また、展覧会の関連プログラムとして
 ギャラリーコンサート〜バッハへのオマージュ〜
  日時:5月24日(日)14:00/15:00
  出演:石亀協子(ヴァイオリン、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズメンバー)
  会場:三鷹市美術ギャラリー
  入場無料 ※ただし観覧料別途
を予定しております。

(画像:ラウル・デュフィ 《五重奏》 1948年頃 33.2×41.4cm 油彩・キャンヴァス ポーラ美術館蔵)