本公演は終了しました
オイスターズ 第19回公演『ここはカナダじゃない』
2016年10月22日(土)〜30日(日) 全11公演
上演時間 約1時間20分(途中休憩無し)
【全席自由】 (日時指定) (整理番号付) |
会員 前売2,200円・当日2,500円 一般 前売2,500円・当日2,800円 学生1,500円(前売・当日とも) 高校生以下1,000円(前売・当日とも) *早期観劇割引・平日マチネ割引の公演は、各300円引き |
* | 中学生以上の方は公演当日に学生証または年齢が確認できるものをご持参ください。 |
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500円、対象:1歳~未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで) *未就学児は入場できません。*託児申込の受付は終了いたしました。 |
![]() ★...早期観劇割引 ☆...平日マチネ割引 【託】...託児サービス |
【作・演出】 | 平塚直隆 |
【出 演】 | 田内康介、川上珠来、芝原啓成、木暮拓矢(流山児★事務所)、 ヤストミフルタ(ノックノックス/ユニークポイント)、平塚直隆 |
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そいつは、初めての海外旅行ではしゃいでいたのだ。だからお土産を買ってきたはいいが渡す相手がいないので僕にくれた。それはどう見ても京都のお土産だったので、僕はどういう気持ちでこれを受け取ればいいかわからないまま、さも嬉しそうに初めての海外旅行の話を聞いてあげる。こういう場合、辛い目に遭うのはいつだって僕のような事なかれ主義の人間だ。海外に行ったことのない僕でも知ってる京都の話を嬉々として語るそいつの顔を、僕は一生忘れない。
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シュールで、乾き切っているはずなのに、なぜか粘り気を感じるオリジナリティに満ちた脚本のセンスと、繊細でありながら極めて骨太な演出力で、観客の視線を舞台上に釘付けにしてしまうオイスターズ。その、鋭い人間観察の果てに生み落とされた言葉たちは、時に永遠にすれ違い、時に奇跡的に交わるかと思わせながら、思わず笑ってしまうほどの“会話の双曲線”を描き続けます。まさに、一度観たら癖になるナンセンスコメディの世界! ぜひ、お楽しみください。
【MITAKA ARTS NEWS】
【劇団プロフィール】
2008年旗揚げの名古屋の劇団。作・演出の平塚直隆は、第4回仙台劇のまち戯曲賞大賞、第16回劇作家協会新人戯曲賞最優秀賞、若手演出家コンクール2011最優秀賞など、数多くの受賞歴を誇る。「過剰なまでに会話劇」をテーマとし、不条理な状況に追いつめられる人間をドライな会話で浮かび上がらせる。
HP|http://www.geocities.jp/theatrical_unit_oysters/ Twitter|@oysters_web Facebook|@oysters2014
【平塚直隆さんからのメッセージ】
「訳の分かる人が訳の分からない人に優しくしたら、訳の分からない事態に巻き込まれる」か、「訳の分からない人が訳の分かる人を正そうとして、訳の分からない事態に巻き込まれる」のどちらかの話しか書いてない僕ですが、今回もそのどちらかの話になりそうです。オイスターズという名前は「よく当たる」という意味です。僕は過去に一度だけ当たって三日間高熱で寝込みました。そろそろ良い意味で大当たりしたいものです。
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