本公演は終了しました
MU『狂犬百景』
2016年10月1日(土)〜10日(月・祝) 全10公演
【全席自由】 (日時指定) (整理番号付) |
会員 前売2,600円・当日2,900円 一般 前売3,000円・当日3,300円 学生2,000円(前売・当日とも) 高校生以下1,000円(前売・当日とも) *早期観劇割引・平日マチネ割引の公演は、会員・一般のみ各300円引き |
* | 中学生以上の方は公演当日に学生証または年齢が確認できるものをご持参ください。 |
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500円、対象:1歳~未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで) *未就学児は入場できません。*託児申込の受付は終了いたしました。 |
![]() ★...早期観劇割引 ☆...平日マチネ割引 【託】...託児サービス ・10/1(土)19:00 完売 ・10/2(日)14:00 完売 ・10/4(火)19:30 完売 |
【脚本・演出】 | ハセガワアユム |
【出 演】 | 古屋敷悠(MU)、青木友哉、井神沙恵、真嶋一歌(リジッター企画)、 沈 ゆうこ(アガリスクエンターテイメント)、佐野功、佐々木なふみ、 古市みみ、植田祥平、大塚尚吾、青山祥子、山崎カズユキ(ECHOES)、 森久憲生(TANGRAM)、菅山 望、森口美香、加藤なぎさ、 浜野隆之(下井草演劇研究舎)、成川知也、星 秀美(レティクル東京座)、 NPO法人(ポップンマッシュルームチキン野郎)、 長尾友里花(柿喰う客)、黒岩三佳(キリンバズウカ) |
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東京の街には狂犬が溢れている。至る所でパニックが起きている非日常での<日常>。それでもなお「犬より人間のほうが優位である」という無意識が産み出す、恐怖と罪と葛藤と笑い。コンビニ、製菓会社のオフィス、漫画家の豪邸、保健所、etc…。まるでゾンビの如く溢れる狂犬たちに追われ、屋内に逃げ込んだ人間たちが手に入れた、全く新しい風景。ゾンビ映画に愛情とオマージュを捧げつつも、一線を画して描く4つの短編連作。わたしたちの狂犬百景。2014年の初演より一部改訂し、決定版ともいえる形で再演いたします。
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2014年11月、原宿の会場で上演された初演時、「街に狂犬が溢れ、人間たちは一歩も外に出ることができなくなった日々」というシリアスな設定にも関わらず、決して重すぎることなく、テンポの良い会話が続き、切れ味の鋭いセリフと相まって、いつしか、客席を笑いの渦に巻き込んでいった『狂犬百景』。“予期せず追い詰められた時、思わず露呈してしまう、人間の弱さや愚かしさ”を、暖かな視線で見つめた先に生まれた、見応えのある作品です。ご期待ください。
【MITAKA ARTS NEWS】
【劇団プロフィール】
2007年下北沢にてデビュー。脚本・演出のハセガワアユムが放つ、尖ったセリフで「ありえない設定のあり得る物語」を紡ぐ。2015年『少年は銃を抱く』が第21回劇作家協会新人戯曲賞最終ノミネート。劇場やギャラリー、そして短編から長編まで、その自由度の高い上演形態の振り幅は、「登場人物の温度や空気、物語の時間」を自在に捌く筆致と重なり、高い期待が寄せられている。
HP|http://www.mu-web.net/ Twitter|@mu_web Facebook|@MU-147282972040550
【ハセガワアユムさんからのメッセージ】
フライヤーのビジュアルから、スタイリッシュで、笑いの全く無い舞台をイメージされる時があるようですが、劇場で目撃していただくと、そのイメージを物語の根幹に留めつつ、客席が笑いに包まれているギャップに驚かれることでしょう。そのギャップ、そのものがMUです。笑いからシリアスへ着地していくのではなく、笑いは常に流れていて、いつの間にか笑いの質がすり替わっている。自分が何に笑っているのか驚いた時に気付く、残酷さや優しさ。その想いを、劇場で共有できればと思います。
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