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高田泰治 チェンバロ・リサイタル 〜オール・バッハ・プログラム〜

古い伝統を守りつつ、新しい可能性を求めて…。

高田泰治

[チケット発売日] 会員2/5(金) 一般2/12(金)

2010年 4月21日(水) 11:30開演(終演12:30)

【全席指定】 会員1,000円 一般1,500円
託児サービス 500円、対象:1歳~未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで)
*未就学児は入場できません。
【出 演】 高田泰治
【曲 目】 J.S.バッハ / プレリュードとフーガ第1番ハ長調 BWV846
(平均律クラヴィア曲集第1部より)
インヴェンションとシンフォニアより
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
パルティータ 第2番 ハ短調 BWV826
フランス組曲 第5番 ト長調 BWV816 ほか

古い伝統を守りつつ、新しい可能性を求めて...ランチタイム・コンサートの第7弾は、関西を中心に活躍する高田泰治によるチェンバロ・リサイタルをお贈りします。

彼は、チェンバロ、フォルテピアノ、ピアノという3種の鍵盤楽器を弾きこなす逸材で、その非凡な才能を日本を代表するチェンバロ奏者、中野振一郎に見い出されました。現在は定期的にドイツに赴き、チェンバロをミュンヘン音楽大学教授のクリスティーネ・ショルンスハイム(ランチタイム・コンサートvol.4に出演)に学んでいます。

伝統を守りつつ、新しい解釈の可能性を探求する、その説得力ある演奏は、日本はもとよりドイツでも人々を魅了しています。

今回は、チェンバロによるJ.S.バッハの代表曲がずらりと並んだ、聴きごたえのあるプログラム。ピアノを学んだことのある方なら「弾いたことがある!」、「この曲に憧れていた!」という作品もあるのではないのでしょうか?

バッハへの深い尊敬の念に溢れた、新しい時代を拓く演奏にどうぞご期待ください。

 *レストラン・ポワローでのランチタイム・コンサート特別ランチ(限定30食・1,500円)をご予約の方は14:00まで
  託児サービスを延長いたします。
 *お子様には軽食(別途500円・要予約)のご用意もございます。

ランチタイム・コンサート特別ランチ

Interview 高田泰治インタビュー

今、この人の“バッハ”を聴きたい──。
チェンバロ、フォルテピアノ、ピアノといった3種の鍵盤楽器を弾きこなし、
その新しい解釈で古楽界に新たな風を運ぶ、高田泰治さんにお話しを伺いました。

高田さんが大学でピアノを専攻されたのち、チェンバロやフォルテピアノを演奏されるようになったきっかけは?

高田泰治学生の時に中野振一郎※先生が弾くチェンバロの輝かしい音色に魅了され、この道へ進みました。ピアノの原型となったフォルテピアノは、弦をフェルトのハンマーで叩いて音をだす仕組みですが、チェンバロは鳥の羽根の軸で作られた小さな爪が弦をはじくようにして音を出します。それぞれに持ち味が違いますね。

現在では、チェンバロとフォルテピアノの世界的奏者、ドイツ・ミュンヘン音楽大学教授のC.ショルンスハイムさんに学ばれているそうですね。

はい。一年のうち5ヶ月を、ドイツで学んでいます。現地では、知り合いの教会に下宿させていただており、クリスマスの時期などは教会のパイプオルガンで合唱の伴奏もしています。

今回の“オール・バッハ・プログラム”をお客さまにはどのようにお聴きいただきたいですか?

バッハというと、そのあまりに完璧なハーモニーのために、ときには堅苦しい… という印象をお持ちの方もいるかもしれませんが、実際に弾いていると、単に生真面目なだけではなく、バッハ自身が自らの音楽を楽しんで弾いていたんだろうな… と思えることがあって、深い魅力を感じます。今回は、曲名は知らないけれど、どこかで聴いたことがあると思っていただけるようなバッハの代表曲を中心にして、お昼の公演ならではの聴きやすいプログラムにしてみました。気軽にリラックスしてお聴きいただきたいですね。

(2010年3月13日 神奈川県民ホールにてインタビュー)

※中野振一郎…日本を代表するチェンバロ奏者の一人。
*今回のインタビューの様子をMITAKA ARTS NEWS on TVで4/6より放映します。
 武蔵野三鷹ケーブルテレビ(アナログ5ch・地デジ11ch)
 月〜金曜12:50〜13:00 / 22:20〜22:30、土・日曜8:50〜9:00 / 22:20〜22:30

三鷹市芸術文化センター
風のホール

〒181-0012
東京都三鷹市上連雀6-12-14
0422-47-5122 (チケットカウンター)
0422-47-9100 (施設受付・事務局)
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