古部賢一
クリスティーネ・ショルンスハイム
メニュー例(レストラン・ポワロー)
[チケット発売日] 会員7/9(水) 一般7/11(金)
2008年11月11日(火) 11:30開演
【全席指定】 | 会員1,000円 一般1,500円 |
500円、対象:1歳〜未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで) *未就学児は入場できません。 |
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【曲 目】 | テレマン / 12の無伴奏ファンタジーより第6番ニ短調(オーボエ独奏) J.S.バッハ / イタリア協奏曲(チェンバロ独奏) J.S.バッハ / ソナタ ト短調BWV1020 ほか |
平日のお昼に、音楽のあるひとときを風のホールで過ごしてみませんか?
新日本フィルハーモニー交響楽団首席オーボエ奏者の古部賢一と、確かな伝統を踏まえた演奏がヨーロッパで高く評価されているショルンスハイム(チェンバロ)のデュオによるドイツ・バロックのプログラムをお贈りします。
レストランでゆったりとお食事はいかがでしょうか?
終演後、以下のお店ではランチタイム・コンサートのチケット半券をご提示いただくと、優待が受けられます。
レストラン・ポワロー
Tel: 0422-47-5122へご予約を
芸術文化センター地下1階
ランチタイム・コンサート特別ランチ(限定30食)1,300円。
*スープ、サラダ、メイン、デザート、フランスパン、コーヒーまたは紅茶。
*ポワローでのランチをご予約のお客さまは、託児サービスを終演後1時間30分延長いたします。
お子さまには軽食(別途500円・要予約)のご用意もございます。
旬鮮和食 季節の詩(ときのうた)
旬の素材で季節感のあるおもてなしを
Tel: 0422-76-7533 ≫ ホールから徒歩13分
三鷹市下連雀3-33-17 グラシアス三鷹1F
ランチタイムに「ミニ会席Aコース(全8品)」1,800円にデザートをサービス。
公演当日限り有効。要予約。
ホテルオークラレストラン「チャイニーズガーデン 桃亭」
ホテル自慢の広東料理をカジュアルに
Tel: 0422-40-1233 ≫ ホールから徒歩12分
三鷹市下連雀3-38-4 産業プラザ2F
ランチタイムに「チョイスプレート」1,700円を20%引き。公演当日限り有効。
LA VITA(ラ・ヴィータ)
季節の素材を活かした手作りのイタリア料理
Tel: 0422-71-9900 ≫ ホールから徒歩10分
三鷹市下連雀4-16-48
パスタまたはピッツァのランチコース(1,470円〜)
グラスワイン1杯(またはデザート)をサービス。公演当日限り有効。要予約。
party place こだわりキッチン「三鷹モダン・タイムス」
食材にこだわった料理と自家製焼きたてパン
Tel: 0422-47-0969 ≫ ホールから徒歩13分
三鷹市下連雀3-32-6 フレンドビル2F(1F花屋)
「お昼のメインディッシュ」(1,480円〜)にデザートをサービス。
公演当日から11月14日(金)まで有効。要予約。
Interview 古部賢一(オーボエ奏者)
東京藝術大学在学中、弱冠22歳で、新日本フィルの首席奏者に就任し、ドイツへの留学期間を経て、現在まで同首席を努める一方、
リサイタルや室内楽、他ジャンルの方との共演も数多く行っている、オーボエ奏者の古部賢一さん。
11月のランチタイム・コンサートに、ドイツを代表するチェンバロ奏者、クリスティーネ・ショルンスハイムさんと共に出演していただくことになった古部賢一さんにお話をうかがいました。。
オーボエを始めたのはどんなきっかけですか?
中学2年生の時、妹がやっていたブラスバンドが面白そうだと思い、僕も入ってみて、それからです。 それまで特に楽器は何もやっていなかったのですが…。
先ほど聴かせていただきましたが、本当に甘美で繊細な柔らかな音色ですね。
これをつかさどるには、「リード」が大切な役割をするそうですね。(ケースを見て)こんなにたくさんあるんですか?
そうです。 いつも4ダースか5ダースがバッグに入っています。これまでに使った回数や、その日の湿度など、状況によって今日はどのリードが向いているかを判断して使い分けするんです。 プロはほとんど自分でリードを作っていて、葦の原木素材を買ってきて、割って、カンナで削って… という作業をするんです。 オーボエ吹きには「昨日、6時間練習した」なんて言っても、そのうち5時間はリードを削っていた、という笑い話があるほど、リードを削る技術も必要ですし、やると結構面白くて熱中しますよ(笑)。
クラシック以外のジャンルの方との共演も幅広く行っていらっしゃいますね。
塩谷哲さんや葉加瀬太郎さんは大学が同じで、年も近いので大学時代から色々遊びで音楽をやっていたんです。 僕もああいったジャンルに行きたいと思っていた時期があったくらいで… そのうちクラシックが好きになってしまい、プロになりましたが、もともとブラスバンド出身ですから、色々なジャンルの音楽をやっていましたし。 だから自分としては自然な形で今があるんです。
クラシックの場合とそれ以外とでは何か違いますか?
クラシックは僕にとって日常ですが、それ以外は非日常で、多少スイッチを変える必要はあります。 ジャズのアドリブなんかは緊張しますしね。
でも、違うジャンルとの共演が確実にクラシックの方にもフィードバックされている面があると思います。
共演者のクリスティーネ・ショルンスハイムさんについて、どんな方か教えていただけますか?
僕より少し年上で、明るくて好奇心旺盛でそれでいて日本人的な細やかさのある、日本好きの方です。10年くらい前、小澤征爾さんのサイトウキネンオーケストラに彼女がゲストでオルガニストとして来て知り合ったんですが、リハーサル後の食事の席で意気投合して、僕のリサイタルに出演してもらい、その後彼女が僕を彼女の公演に呼んで… という形で続いています。
今回の選曲はどのような特徴がありますか?
各々のソロあり、デュエットありになっています。 いわゆるドイツのバロック時代の作曲家達の曲ですが、同時代を生きていながらそれぞれに個性があります。 オーボエのソロは珍しいかと思いますが、テレマンの曲はオーボエ1本でも楽しめるのではないでしょうか。 もちろん彼女のチェンバロの独奏も素晴らしく、毎回違うのでぼくも舞台袖の小窓からいつも覗いてしまいます(笑)。 バロック音楽というのは、楽譜に書かれていないことを奏者がアドリブで5秒、10秒やるという箇所があるんです。 彼女はそういう即興の名手でもあるわけです。
風のホールは、これまでにもなじみがおありなんですよね?
ええ、茂木大輔さん指揮のオーケストラで出演させていただいてます。 天井が高く、空間が広くてバロック音楽にはとても向いているホールですね。
最後にお客様へのメッセージをお願いします。
オーボエとチェンバロという珍しい組み合わせで、ぜひ、午後のひと時、雅な響きに浸ってみてください!
(平成20年5月26日 インタビュー)
*このインタビューは武蔵野三鷹ケーブルテレビ
『プレイガイドセレクション』(アナログ5ch、地デジ11ch)
放映時間10:30、17:30、20:30(土日は10:30、20:30、23:00)にて、7月4日まで放映中です。