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横山幸雄 ピアノ・リサイタル・シリーズ Voyage 第2回

横山幸雄
©木村克巳

本公演は終了しました

2012年 3月4日(日) 15:00開演

【全席指定】 会員3,600円 一般4,000円 学生2,000円
託児サービス 500円、対象:1歳~未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで)
*未就学児は入場できません。
【出 演】 横山幸雄
【曲 目】 ショパン:前奏曲嬰ハ短調op.45、24の前奏曲op.28
ドビュッシー:前奏曲集第1巻

横山幸雄と風のホールが贈る新シリーズVoyage第2回は、2012年に生誕150年を迎えるフランスの作曲家、ドビュッシーの作品をショパンと関連付けて取り上げていきます。

今回はショパンが作曲し、後世の作曲家にも多大な影響を与えた「前奏曲」をテーマに、プログラム前半ではショパン後期の特徴とも言える、巧妙な転調や大胆な和声の扱い方が特徴的な作品45、さらに「24の前奏曲」が演奏されます。この曲はJ.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集」を模範とし、ハ長調からニ短調まで24の異なる調性で作曲されました。それぞれが短いモチーフで作曲され、演奏時間も短いのですが、24の短編映画オムニバスさながらの濃密なストーリーが感じられます。

後半はドビュッシーが作曲した前奏曲集(全2巻24曲)から第1巻を取り上げます。24の前奏曲というタイトルからは、ショパンを連想させますが、彼のような調性の振り分けを行わず、異国情緒溢れる音の響きや曲想、ジャズやケークウォークといったアメリカのポピュラー音楽を想起させるリズムと和声などがドビュッシーの独特の感性で消化され、エレガントで情緒的な世界が展開されています。「亜麻色の髪の乙女」をはじめ、これらの曲集に収められた前奏曲に付けられた魅力的なタイトルは、元々は曲の終止線の後に、そっと書き添えられていたものです。

毎回、横山さんのお話を聴けるのも楽しみなVoyage。一つ一つの音から、作曲家が生きた時代の音が浮かび上がり、音楽物語として私たちに迫ってきます。

Interview 横山幸雄 新プロジェクト“Voyage”を語る!

2010年6月、約3年に及ぶ『ショパン・プロジェクト』(全8回)を終えて1年。
今秋より新しいリサイタル・シリーズ“Voyage” (全12回)に取り組む横山幸雄さんに、お話を伺いました。



──新シリーズの “出発点”となるのは、ショパン。

ショパンは同時代、そして後世の作曲家に大きな影響を与えた先駆者だと思います。(横山幸雄、以下省略)新しいシリーズの構想を練るにあたっては、「ショパン・プロジェクト」を聴いてくださったお客様と一緒にどうやったらピアノの世界を楽しく巡っていけるのか、かなりの時間をかけて考えました。
どういう方向性にしようか暫くずっと考えていて、ショパンとリスト、ショパンとドビュッシーなどショパンから辿っていくとどうなるかなと思い、プログラムをまとめていきました。

──第1回は、“横山流”の「リスト生誕200年記念プログラム」。リストの作品をショパンとの関係と絡めて取り上げていきます。

シリーズ第1回では今年生誕200年を迎えたリストの作品を取り上げますが、プログラムを全てリストの作品でまとめるのではなく、ショパンとの関係の中でプログラムを組んで演奏してみたら面白いのではないかと思いました。そこで、コンサートの前半では『ショパン・プロジェクト』のリフレインを念頭に、ショパンがリストに捧げた12の練習曲op.10を取り上げることにしました。この作品が後世に与えた影響は極めて大きくて、その後、ドビュッシー、ラフマニノフ、スクリャービン等による多数の練習曲が生まれていったのです。後半は、ショパンとリストの才能を見いだした作曲家、シューマンの歌曲とショパンの歌曲をリストがピアノ1台で演奏できるように編曲した作品を並べた、いわば「コラボレーション」最後はリストの代表的な作品で締めくくります。

──第2回は「ドビュッシー生誕150年記念プログラム」。ショパンが作曲し、後世の作曲家に多大な影響を与えた「前奏曲」をテーマに据えています。

2012年に生誕150年を迎えるドビュッシーの作品だけを取り上げるのではなく、ここでもやはりショパンとの関係性を重視しました。この回では前半にショパンの前奏曲を、後半にはドビュッシーの前奏曲第1巻を演奏することにしました。第2巻は第3回に演奏する予定ですが、その回においては若い頃にショパンに傾倒し、その後は別世界(!?)に進んだスクリャービン、そしてラフマニノフの二人が作曲した前奏曲をあわせて取り上げます。僕としてはシリーズで聴いていただきたいと思っているので、シリーズの中でショパンとドビュッシーの関係性がわかるような、いわば「しりとりゲーム」のような感じでプログラムを組んでみました。
 新しいシリーズでは、学生時代には弾いたけれども演奏会では弾いていない曲、これから取り組みたい曲など、お客様に初めて披露する曲もプログラムに入れています。そのあたりも楽しんでいただけると嬉しいです。このプログラムだからこその企画になるので、相当計画的に準備をしていかないと!と思っています。



*****

「なにより、自分が育った三鷹で新たなプロジェクトに携わることができるということ、風のホールとお客様、他のホールには滅多に置かれていないニューヨーク・スタインウェイのピアノがあるからこそ取り組められる企画です。」と熱く語る横山さん。
第3回以降はラフマニノフ(2013年に生誕140年、没後70年)、フォーレ(2014年に没後90年、翌年に生誕170年)、ラヴェル(2015年に生誕150年)などのピアノ独奏・室内楽作品をそれぞれのメモリアルイヤーにあわせてお贈りする予定です。
ストーリーが作れるリサイタル・シリーズとなるように、と練りに練られたプログラムの全貌は、チラシやインターネット上で少しずつご紹介してまいります。2015年三鷹市芸術文化センター開館20周年まで続く新シリーズに、どうぞご期待ください。

(2011年7月8日 渋谷:リストランテGにてインタビュー)

【横山幸雄さんインタビュー動画】

※JCN武蔵野三鷹「MITAKA ARTS NEWS ON TV」で放映されたものです。YouTube で見る

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