山本有三記念館 企画展
有三文庫の思い出
~子どもたちに本を
2016年 3月12日(土)〜2016年9月4日(日)
【開館時間】 | 9:30~17:00 |
【休館日】 | 月曜日(月曜日が祝日の場合は開館)、7/19・20 |
【入館料】 | 一般300円/団体200円(20名以上) *「ぐるっとパス」をご利用いただけます。 *中学生以下および障害者手帳をご持参の方とその介助をする方は無料。 *校外学習の高校生以下と引率教諭は無料。 |
【チラシ】 | PDF: 1.1MB/2ページ |
旧有三邸が、都立・三鷹市立の子ども図書館時代を経て、1996年に三鷹市山本有三記念館として開館し、今年で20周年を迎えます。有三が灯した「子どもたちに本を」というちいさな光は、時代によって姿を変えながらも、建物と共に今日まで受け継がれてきました。開館20周年という節目にあたり、記念館にいたる歩みをふり返ります。
都立有三青少年文庫の頃 庭園で本を読む子どもたち
有三青少年文庫時代の資料
1956年、有三が三鷹の土地と建物を東京都に寄贈し、先進的な子ども図書館「有三青少年文庫」が誕生します。1985年に三鷹市に移管された後も文庫活動は続けられ、多くの子どもたちが本とふれ合いました。本展では、文庫の蔵書本や、本を持ち運ぶのに使用されていた木箱を展示すると共に、子どもたちが座った木椅子には実際にお座りいただくことができます。
有三青少年文庫の蔵書本と木箱
有三文庫にまつわる思い出を募集
長く市民に親しまれた「有三文庫」。「ミタカ少国民文庫」や「有三青少年文庫」について、来館者の思い出も募集しております。ぜひ足をお運びください。
【来館者の方の思い出より】
昭和57、8年ごろ、すぐ近くに住んでおり小さい子ども達をかかえ、図書館は少し遠い、そんな時にこの文庫を知りました。友人の子どもたちとベビーカーをごろごろ押して、好きな本を借り、見たり読んだり、又、お庭で遊んだりと、今思うと幸せな時間でした。(60代女性)
幼稚園から小学生にかけてよく遊びに来ました。といっても、本を読むことはあまりなく、入口の大きな石で遊んだり、竹林でカエルをつかまえたり、大きな庭で遊ばせてもらいました。今度は娘を連れて、思い出を語りながら一緒に遊びたいです。(40代男性)

都立「有三青少年文庫」の門

三鷹市有三青少年文庫の
第1記念室

東京都立教育研究所三鷹分室
「有三青少年文庫」の閲覧室

「ミタカ少国民文庫」新年会
1943年