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CINEMA SPECIAL

小説を、観る。『文豪作品が原作の映画特集』

川端康成 『有りがたうさん』『山の音』

日本文学が誇る文豪。川端康成、谷崎潤一郎、夏目漱石、泉鏡花、森鷗外。
その名著を原作として、時に忠実に、時に大胆に手を加え、
いずれ劣らぬ監督が作り上げた、文芸映画を集めてみました。
かつて夢中で読んだ名作がスクリーンの中で鮮やかに蘇り、
今も忘れ得ぬ名文が、あなたの胸に新しい息吹を吹き込む。
その、薫り高き名画の数々を、ぜひ、お楽しみください。

川端康成

本公演は終了しました

川端康成『有りがたうさん』『山の音』
2015年 7月11日(土) 昼の部11:00〜 / 夜の部16:00〜

【全席指定】 各回 会員=900円 一般=1,000円 学生=800円
各回2本立て / 昼夜入替制 / 1本目と2本目の間に、約30分間の休憩あり 
*未就学児は入場できません。
【上映時間】 『有りがたうさん』 昼の部11:00-12:18 夜の部16:00-17:18
『山の音』 昼の部12:55-14:30 夜の部17:55-19:30
【お客様へ】 上映に際しましては、試写を行うなど最善を尽くしておりますが、製作年数が古いため、フィルムの状態(映像・音声等)が悪い場合がございます。ご了承のうえ、ご覧いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

川端康成
1899年6月14日、大阪生まれ。東京大学在学中に菊池寛に認められ、卒業後、同人誌『文藝時代』創刊に参加。「新感覚派」の作家として注目される。代表作は『伊豆の踊子』『雪国』など。1968年、ノーベル文学賞受賞。1972年4月16日永眠。享年72歳。

『有りがたうさん』(1936年/78分/白黒/35mm/松竹)

『有りがたうさん』
©1936 松竹株式会社
【監督・脚本】 清水 宏
【原 作】 川端康成『有難う』
【出 演】 上原 謙、桑野通子、築地まゆみ、
二葉かほる、忍 節子、堺 一三、石山竜嗣

田舎道を走る乗合バス。一見のんびりとした雰囲気の中、一番後ろの席では、貧しさ故に身売りされる娘がずっと泣き続けていた。何度も同じような境遇の娘を見てきた運転手だったが……。小津安二郎をして天才と言わしめた、清水宏監督の才気に満ちた一品である。

『山の音』(1954年/95分/白黒/35mm/東宝)

『山の音』
©東宝株式会社
【監 督】 成瀬巳喜男
【脚 色】 水木洋子
【原 作】 川端康成『山の(おと)
【出 演】 原 節子、山村 聰、上原 謙、杉 葉子、長岡輝子、丹阿弥谷津子

結婚して二年もたたぬうちに愛人を作った夫は、健気に尽くす妻の菊子を冷たくあしらい続ける。同居する舅はそんな嫁を何かと気にかけ、菊子もまた、舅を心の拠り所にし始めるのだが……。心乱れても、決して清潔感を失う事のない妻の姿を原節子が好演している。

【特別協力】 東京国立近代美術館フィルムセンター
【協 力】 東宝株式会社、株式会社KADOKAWA、松竹株式会社、日活株式会社、公益財団法人 日本近代文学館
【『小説を、観る。』~文豪作品が原作の映画特集~ 担当者からの企画のご紹介です】

※J:COM武蔵野三鷹「MITAKA ARTS NEWS ON TV vol.148」で放映されたものです。YouTube で見る

三鷹市芸術文化センター
星のホール

〒181-0012
東京都三鷹市上連雀6-12-14
0422-47-5122 (チケットカウンター)
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