横山幸雄 ©Masafumi Nakayama
本公演は終了しました
2015年2月15日(日) 15:00開演
【全席指定】 | 会員3,600円 一般4,000円 *U-23(23歳以下)2,000円 *中学生以上の方は公演当日に学生証または年齢が確認できるものをご持参ください。 |
500円、対象:1歳~未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで) *未就学児は入場できません。 |
|
【出 演】 | 横山幸雄 |
【曲 目】 | フォーレ:バラード 嬰ヘ長調 op.19 即興曲 第2番 ヘ短調 op.31 ショパン:幻想即興曲 フォーレ:ノクターン 第4番 変ホ長調 op.36 ショパン:ノクターン 第14番 嬰へ短調 op.48-2 フォーレ:舟歌 第4番 変イ長調 op.44 ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 op.60 ショパン:パガニーニの思い出 イ長調 子守歌 変ニ長調 op.57 フォーレ:主題と変奏 嬰ハ短調 op.73 ショパン:バラード 第4番 ヘ短調 op.52 |
第9回にはフォーレとショパンのピアノ作品が登場します。フランスに生まれ演奏家・指導者として活躍しながら、ピアノ曲や声楽曲、室内楽作品などを残したフォーレ。それに対し、ポーランドで生まれ育ちピアニストとして活躍したショパンは、作品のほとんどがピアノ曲でした。二人の共通点はサロンで人気を博し、それによってピアノ作品をはじめとした多くの作品が生まれたことです。
今回のプログラムは、冒頭と最後にフォーレとショパンの「バラード」が配置され、その間ではそれぞれの「即興曲」「ノクターン」「舟歌」を対にしてお楽しみいただきます。
ショパンは、ピアノならではの幅広い音域を活かしつつ、装飾音を多用することで音の動きに変化をつけることを得意としました。一方、フォーレは旋律を奏でる中で、調性を変化することで音に彩りを加えました。また、フォーレの「即興曲」は、ショパン特有の細やかで美しい旋律を彷彿とさせ、ショパンの影響が伺える作品です。後半の作品は、主題とその旋律が型を変えながら演奏される「変奏曲」というスタイルに則った作品をお贈りします。
フランスとポーランドが生んだ誇り高き作曲家2名の作品をじっくりと味わえるコンサート。大変貴重な機会になること間違いありません!