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SALT & SUGAR

塩谷 哲(ピアノ)
塩谷 哲(ピアノ)

佐藤竹善(ヴォーカル)
佐藤竹善(ヴォーカル)

[完売御礼]
本公演は終了しました

2015年 1月31日(土) 17:30開演

【会 場】 三鷹市公会堂 光のホール
【全席指定】 会員4,500円 一般5,000円
託児サービス 500円、対象:1歳~未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで)
*未就学児は入場できません。
【出 演】 塩谷 哲(ピアノ) 佐藤竹善(ヴォーカル)
【曲 目】 当日発表

東京芸術大学作曲科在学中にサルサ・バンド、「オルケスタ・デ・ラ・ルス」のピアニストとしての活動とソロ活動、三味線の上妻宏光や世界的ジャズピアニストの小曽根真との共演ほか、SING LIKE TALKINGや吉田美奈子、渡辺貞夫、村治佳織、松たか子、絢香、コブクロほか様々なアーティストとの共演や楽曲提供など、ジャンルの枠を超えて活躍する三鷹市出身のアーティスト、塩谷 哲。

一方の佐藤竹善はSING LIKE TALKINGのメンバーとして1988年にデビューし、ソロシンガー、コーラスワークの豊かな才能で小田和正、山下達郎ほか錚々(そうそう)たるアーティストの信頼も厚いヴォーカリストとして活躍中。

この二人により1996年にスタートしたデュオ・ユニット、SALT&SUGAR(ソルト・アンド・シュガー)のライヴをお贈りします。ジャズ、クラシック、ラテンなどを土台にしたインスピレーション豊かな塩谷の音楽性と、ロック、AOR、R&B、ポップスを土台にした竹善の音楽性と奇跡の歌声がスパークするライヴは、絶対に聴き逃せません。マルチな才能を持った二人のアーティストがタッグを組み、幅広い音楽性を魅せる即興性豊かなライヴに、どうぞご期待ください。

──この舞台は塩谷さんにとって懐かしい場所なんですね。

ええ。客席などは新しくなっていますけど、この雰囲気は懐かしいですねぇ。子どもの頃すごく緊張してこの舞台に立ちました。

──中学の頃から10年ほど三鷹にお住まいだったそうですね。

中一の2学期に市立第三中学校へ転校してきました。その頃の三中は歌に溢れていたんです。柴山先生というとにかく熱血漢の音楽の先生がいらして、合唱によって人々が結ばれるということを強く信じて、信念を貫いて教えていました。コーラス部の顧問だったのですが、普段の音楽の授業でもきちんとやらない生徒がいると「僕の思いが伝わらないのか」と泣いて悔しがるほど熱心で…素晴らしい先生でした。僕も鍵盤を弾いていたものですから、自然な流れで伴奏者としてコーラス部へ入ったんです。

──それまでのピアノのご経験は?

小さい頃から電子オルガンを習っていたんですが、小学校高学年の頃アップライトピアノが家に来たんです。父がジャズピアノのオスカー・ピーターソンが大好きでしょっちゅう聴いていたこともあり、あんなふうにピアノが弾けたらなぁ、と思っていたので嬉しかったですね。

なんと、三中のコーラス部の2年先輩には沼尻竜典さんがいたんです。彼の中には音楽が溢れているようでスーパーマンみたいな人でした。合唱の伴奏をする時に前奏を変えて即興演奏をしたりして、それがメチャクチャかっこよかったです。僕はジャズっぽいことを即興演奏したりはしていましたが、クラシックでもそんなことができるんだと、その音楽のスケールの大きさにはとても刺激を受けました。彼は中学三年の時に合唱曲を作曲して、それがNHK-FMの番組テーマ曲になってしまったりして、ものすごい才能でした。

──都立国立高校時代はいかがでしたか?

器楽部に入ってドラムやパーカッション、ピアノや指揮などもしていました。特にコーチや先生はいなくて自分達で曲を選びアレンジしたりして、とても自由でオープンな場所でした。僕も知識もないままに色んな曲を吹奏楽用にアレンジしていましたね。そこにまた2つ上の先輩なのですが、布施 (たけし)さんという現在もアレンジャーとして活躍されている方がいまして、国立音大の作曲科に進まれて、高校生だった僕に和声法とか対位法などの作曲法の概要を教えてくれたんです。今まで好き勝手に作曲していた自分ですが、学問としてこういうものがあるのか、と大変興味を持ちました。

──そして東京藝術大学の作曲科に進まれて、在学中にデビューされました。

布施さんに誘われて新宿のPit Innなどのジャズ系ライヴハウスでセッションをするようになりました。大学では作曲という孤独な世界にいたわけですが、ライヴは一瞬の音楽の喜びがあり、お客さんの反応がある、それがもうやめられなくなってしまって(笑)。

そうこうするうちにパーカッショニストの大儀見 元さんと出会ったのです。あまりの彼のリズムの素晴らしさに、なんと誘われるがままに未知の世界であったサルサバンド「オルケスタ・デ・ラ・ルス」に入ってしまったんです(笑)。ラテン音楽も奥が深く、リズムの気持ち良さやアンサンブルの楽しさがまたやめられなくなって10年位在籍していました。

そう思うと本当に節操のない人生だな(笑)。振り返ると僕は本能的、感覚的に「この人と一緒に時間を共有したい」という思いひとつで来たようなものかもしれません。大変ラッキーだったと思います。クラシックやジャズ、ひとつの事に人生を費やし探求している方をすごく尊敬しているのですが、僕の場合は、ある時期ある時期で、そのジャンルの素晴らしいところにのめり込んでしまい、それが今の自分を作っていると思います。

もう一人のキーマンとしてピアニストの小曽根 真さんがいます。初めて共演したのは2003年でしたが僕の中では彼との出会いは小曽根「前」、小曽根「後」とも言える程大きいものでした。彼には音楽でのコミュニケーション、本当のアンサンブルの意味を教えてもらった気がします。音楽に向き合う真摯な姿勢、その厳しさこそが音楽を上質にすること、もし才能というものが与えられたとしたらそれをちゃんと使い切らないといけないということ等、彼といると本当に刺激的です。

──「SALT&SUGAR」のスタートは1996年ですね。どのようないきさつでしたか?

あるセッションで佐藤竹善さんと出会ったんですが、最初は板前さんみたいな風貌だし「SING LIKE TALKING」という名前も知らなかったのですが、一緒にやってみたら歌は上手いし音楽的な深さを感じて、それにとてもオープン・マインドな所が僕と共通していて。ある時飲みの席でふと「塩と砂糖(佐藤)だからSALT&SUGARだね。二人だけで何かやってみようか」という話になりまして…。普通はアルバムを作ってからツアーしますが、俺たちはツアーを先にやってそのライヴアルバムを出そう、ということにしたんです。チャレンジングでしょう!お互いの活動もあるので、その次のアルバムはなんと13年後!全然商業ベースに乗っていないのですが(笑)、逆に言えば本当にミュージシャン同士が音楽を深め合い楽しむためのユニットと言えます。コンサートは少ないですがその一回一回が二人にとって大切な瞬間です。竹善さんからは洋楽や邦楽の良い音楽をたくさん教えてもらいましたね。

──今回はどんなライヴになりそうですか?

オリジナル曲もカバー曲もSALT&SUGARの音楽として楽しんでいただける、アットホームなコンサートになると思います。ポップス、R&B、AOR、ジャズ、クラシックなど、様々な音楽のエッセンスを感じてもらいたいと思います。ほとんどが即興演奏なので、当日どうなるか本当に楽しみです。
コンサートは生もの。結局自分達が変化をし続けていることが大事なんです。別々の活動をしている間に全然違う経験ができた二人だからこそ、その二人がひとつの音楽を作る時にリアリティを持って「心の交感」をできる、それが音楽の楽しいところです。

特に縁の深いこの三鷹のステージというのは僕にとって感慨深いものがあり、その他のステージとも違ったスペシャルなものになると確信しています。そういう時に起こる音楽のマジックを皆様と一緒に体感したいと思います。

(7月10日三鷹市公会堂 光のホールにて)

三鷹市公会堂

〒181-8555
東京都三鷹市野崎1-1-1
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