三鷹時代の名作「美男子と煙草」
「美男子と煙草」が掲載された『日本小説』
(昭和23年3月)三鷹市立図書館蔵
2014年 9月30日(火)〜2015年2月8日(日)
【開館時間】 | 10:00〜17:30 入館無料 |
【休館日】 | 月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、休日を除く翌日・翌々日が休館) |
作家・太宰治は、三鷹に在住した約7年半のあいだ、この地で数多くの名作を生み出しています。戦後、『斜陽』(昭和22年)がベストセラーとなり、無頼派の旗手として人気作家に躍り出た太宰の元に取材依頼が寄せられます。それは、戦災で家を失った人々についてのものでした。その取材時の体験を元に執筆された「美男子と煙草」は太宰が亡くなる3カ月前、昭和23年3月に発表され、上野で太宰と4人の少年たちを撮った取材時の写真も掲載されました。
本展では、三鷹で執筆された最晩年の作品「美男子と煙草」について、取材時に撮影された太宰の写真とともに紹介しています。