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惜別、日本の名優。 山田 五十鈴

日本映画の黄金時代を彩り、惜しまれつつも、
ここ数年のうちに亡くなられた名優たちを偲ぶ、数々の作品を集めてみました。
その凜とした美しさに、その力強き演技力に、
息を呑みスクリーンを見つめ、心ひそかに憧れた日々。
今なお、色褪せることのないその魅力のすべてを、ぜひ、目に焼きつけてください。

山田 五十鈴

山田 五十鈴

本公演は終了しました

山田 五十鈴『祇園の姉妹』『芝居道』
2014年 7月12日(土) 昼の部11:00〜 / 夜の部16:00〜

【全席指定】



『祇園の姉妹』
『芝居道』
各回 会員=900円 一般=1,000円 学生=800円
各回2本立/昼夜入替制 *未就学児は入場できません。
*1本目と2本目の間に約30分間の休憩あり

昼の部 11:00-12:08 夜の部 16:00-17:08
昼の部 12:40-14:02 夜の部 17:40-19:02

底知れず、闇の如く深い芸の世界の、その沼から掬すくいあげたような、美。
山田五十鈴の演技に魅入られていくうちに、いつしか張りつめる独特の緊張感。
怖いほどの上手さ。本物の芸を知る者だけが手に入れる、美。

山田 五十鈴
1917年大阪府生まれ。30年渡辺邦男監督『剣を越えて』でデビュー。「ベルさん」の愛称で親しまれる。女優として初めて文化勲章を受章した、日本を代表する大女優。2012年7月9日永眠。享年95歳。

祇園(ぎおん)姉妹(きょうだい)(1936年/68分/白黒/松竹)

山田 五十鈴『祇園の姉妹』
©1936 松竹株式会社
【監 督】 溝口健二
【脚 本】 依田義賢
【出 演】 山田五十鈴、梅村蓉子、志賀迺家辨慶、
久野和子、林家染之助、進藤英太郎

芸妓として祇園で働きつつも、近寄ってくる男たちの中でしたたかに生き、時に翻弄される女性の姿を、溝口監督のもと、山田五十鈴が凄みのある演技で魅せる。同年キネマ旬報第1位にして、1959年実施の日本映画ベストテンでも2位に選ばれた、戦前の名作である。

芝居道(しばいどう)(1944年/82分/白黒/東宝)

山田 五十鈴『祇園の姉妹』
©東宝株式会社
【監 督】 成瀬巳喜男
【脚 本】 八住利雄
【原 作】 長谷川幸延
【出 演】 山田五十鈴、長谷川一夫、古川緑波、
志村喬、花井蘭子、進藤英太郎

明治27年大阪。連日大入りの芝居の主役を張る新蔵(長谷川一夫)は人気に慢心し、周りの苦言に耳を貸そうとしない。なんとか新蔵の目を醒まさせたい興業主は、新蔵と恋仲の女義太夫・花龍(山田五十鈴)に、芸のため、新蔵と別れてほしいと頼み込むのだが……。


【特別協力】

東京国立近代美術館フィルムセンター
【協 力】 東宝株式会社、松竹株式会社、株式会社KADOKAWA、東映株式会社、株式会社近代映画協会、
有限会社独立プロ名画保存会、国際放映株式会社
写真: ©東宝株式会社、松竹株式会社、株式会社KADOKAWA、東映株式会社、株式会社近代映画協会、
有限会社独立プロ名画保存会、国際放映株式会社

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星のホール

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