太宰治×井の頭公園
「ヴィヨンの妻」が掲載された「展望」
昭和22年3月
昭和30年代井の頭公園 七井橋
撮影:大竹新助
2014年 6月3日(火)〜9月28日(日)
【開館時間】 | 10:00〜17:30 入館無料 |
【休館日】 | 月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、休日を除く翌日・翌々日が休館) |
井の頭公園―そこは多くの作家たちを魅了し続けてきた場所。1917(大正6)年に日本最初の郊外公園として開園した井の頭公園には、貴重な武蔵野の面影を残す雑木林があり、昔も今も小説の舞台として描かれています。
太宰治もまた、井の頭公園を作品に登場させた作家であり、「
また、桜桃忌にあわせて、実際に使用されていた「桜桃忌遺影」(津島園子氏寄贈)を公開します。
*太宰が住んでいた当時の井の頭公園のショートムービーをご希望に応じて上映いたします。
【直筆資料公開スケジュール】 | |
①6/3(火)~6/15(日) | 原稿1頁目、2頁目、原稿送付用封筒、関連葉書2枚 |
②6/17(火)~6/29(日) | 原稿3頁目 |
*6/19(木)の桜桃忌には、一日限りで全ての資料を公開します。 | |
③7/1(火)~7/11(金) | 原稿4頁目 |
④7/12(土)~7/21(月・祝) | 原稿5頁目 |
⑤7/24(木)~8/3(日) | 原稿6頁目 |
⑥8/5(火)~8/16(土) | 原稿7頁目 |
⑦8/17(日)~8/28(木) | 原稿8頁目 |
⑧8/29(金)~9/9(火) | 原稿9頁目 |
⑨9/10(水)~9/20(土) | 原稿10頁目 |
⑩9/21(日)~9/28(日) | 原稿11頁目 |
特別公開 新収蔵「大恩は語らず」直筆資料を初公開!
新収蔵資料「大恩は語らず」三鷹市が新たに収蔵した太宰直筆の「大恩は語らず」の原稿11枚と「婦人公論」編集部、野口七之輔に宛てた原稿の送付用封筒、関連葉書2枚と野口七之輔による「未発表のいきさつ」が掲載された初出雑誌を初公開します。「三鷹」「吉祥寺」の消印があり、三鷹ゆかりの貴重な資料です。この機会に是非ご覧ください。
「大恩は語らず」は、太宰の
太宰が三鷹に転居したのは昭和14(1939)年9月1日。これらの資料は、三鷹で旺盛な執筆生活を営む時期のもので、編集者に宛てた郵便物には「三鷹」「吉祥寺」の消印が押されています。この機会をお見逃しなく、三鷹ゆかりの資料をぜひご覧ください。
*直筆資料は約2週間ごとの入れ替えにより特別公開しております。