今、街の映画館から、少しずつ、フィルムによる映画上映の灯が消えようとしています。
ご家庭だけでなく、映画館においても、デジタル映像での映画上映が増えているのです。
もちろん、デジタルで上映される映画に、何か不足があるという訳ではありません。
けれど。
あの日。あの暗がりで。そっと涙したあのシーンを。あのセリフを。あの横顔を。
あの日と同じ35mmフィルムで。そして大きなスクリーンで。
ぜひ、もう一度、ご覧になってください。
©Ciné-Tamaris photo by Agnès Varda
[完売御礼]
本公演は終了しました
『シェルブールの雨傘』『ひまわり』 2本立て
2014年 1月25日(土) 昼の部11:00〜 / 夜の部16:00〜
【全席指定】 | 各回 会員=900円 一般=1,000円 学生=800円 各回2本立/昼夜入替制/途中休憩あり *未就学児は入場できません。 |
【協 力】 | パラマウント ピクチャーズ ジャパン、角川書店、ザジフィルムズ、 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、 東和プロモーション、ハピネット、アンプラグド |
昼の部 夜の部 |
11:00〜12:32『シェルブールの雨傘』 13:05〜14:52『ひまわり』 16:00〜17:32『シェルブールの雨傘』 18:05〜19:52『ひまわり』 |

©Ciné-Tamaris
『シェルブールの雨傘』Les Parapluies de Cherbourg
(1963年 仏国・独国 / 92分 / カラー)
すべてのセリフをメロディに乗せて唄い合う、
若き恋人たちの哀しき恋の物語。
【監 督】 | ジャック・ドゥミ |
【出 演】 | カトリーヌ・ドヌーヴ、ニーノ・カステルヌオーヴォ、 マルク・ミシェル、ミレイユ・ペリー |
すべてのセリフにメロディがつけられ(普通に話すシーンは一切無く)唄い合いながら"会話"していく手法のもと、徴兵によって引き裂かれてしまった若き恋人たちの切ない運命を、丁寧に描く。カトリーヌ・ドヌーヴは、この作品でスターの座を不動のものとした。

©1970 -
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『ひまわり』I Girasoli (1970年 伊国 / 107分 / カラー)
戦争に翻弄される夫婦の哀切を包み込む、
ヘンリー・マンシーニの曲が耳から離れない。。
【監 督】 | ヴィットリオ・デ・シーカ |
【出 演】 | ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ、 リュドミラ・サベリーエワ |
戦争によって人生の歯車を狂わされた夫婦の半生を綴った、反戦映画の傑作。劇中幾度か登場する、地平線にまで及ぶひまわり畑の美しさともの悲しさに胸を打たれるとともに、ヘンリー・マンシーニ作曲の哀切に満ちた主題曲が、見終わった後も耳から離れない。