三鷹市山本有三記念館企画展
文学の彩り 山本有三作品の挿絵と装幀
田辺至画「波に吠える犬」
(「波」挿絵原画)
中村研一装幀『女の一生』
中央公論社 1933年
2013年 9月 7日(土)〜2014年 2月23日(日)
【開館時間】 | 9:30~17:00 |
【休館日】 | 月曜日 *月曜日が休日の場合は開館 9/17・18、9/24・25、10/15・16、11/5・6、12/24・25、12/29〜1/4、1/14・15は休館 |
【入館料】 | 300円(20名以上の団体200円) *中学生以下、障害者手帳持参の方とその介助者、 校外学習の高校生以下と引率教諭は無料。 *「ぐるっとパス」をご利用いただけます。 |
【チラシ】 | PDF: 6.1MB |
山本有三が初めて執筆した長編小説「生きとし生けるもの」は、大正15年9月から12月まで「朝日新聞」に連載され、大きな話題を呼びました。その後も「波」「風」「女の一生」と新聞連載を手掛けた有三は「新聞小説は挿絵と二人でやる二人三脚」と語っていたように、本文を彩る挿絵を大切に考えていました。また有三の著作の中には、近藤浩一路、川端龍子、田辺至、中村研一、白井晟一らの装幀による美しい本も多く、作品世界を表現する本の外観にも強いこだわりを持っていたことがうかがえます。
本展では近藤浩一路による「真実一路」挿絵原画や田辺至の「波」挿絵原画をはじめとして、『女人哀詞』初版本(川端龍子装幀)や『女の一生』初版本(中村研一装幀)などを出品します。有三文学を「見て」お愉しみください。
特別展示
9月7日〜2月23日
新収蔵の有三直筆原稿「不惜身命」を初公開いたします。
ボランティアガイドがご案内します
土・日・祝日の午後1時〜4時に解説を行っています。
事前申込は不要ですので、お気軽に声をおかけください。
スケッチコンテスト入賞作品展示
展示期間:10月17日〜12月28日
山本有三記念館スケッチコンテストの
入賞作品(最優秀賞1点、優秀賞2点)を展示いたします。