タケミツが残した歌が今、蘇る
ショーロクラブと7人の多彩なヴォーカリストが紡ぐ、美しくも儚い世界
photo by Tetsuya Fukui
本公演は終了しました
2013年 7月20日(土) 17:00開演
【全席指定】 | 会員3,600円 一般4,000円 |
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500円、対象:1歳~未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで) *未就学児は入場できません。 |
【出 演】 | 歌:アン・サリー、沢 知恵、おおたか静流、おおはた雄一、松平 敬、 松田美緒、tamamix 演奏:ショーロクラブ |
【曲 目】 | アン・サリー:『めぐり逢い』『死んだ男の残したものは』 沢 知恵:『うたうだけ』『燃える秋』 おおたか静流:『明日ハ晴レカナ、曇リカナ』『三月のうた』 おおはた雄一:『島へ」 tamamix:『恋のかくれんぼ』 松平 敬:『見えないこども」 松田美緒:『ワルツ〜映画「他人の顔」より』『翼』 おおたか静流、アン・サリー、沢 知恵:『MI YO TA』 ほか |
20世紀の現代音楽を代表する作曲家の一人、武満 徹(1930-1996)。彼はほぼ独学で作曲を学び、シャンソンやジャズを音楽的原点とした管弦楽曲や舞台音楽の他、映画音楽など様々なジャンルの音楽を手がけました。また、それと同時に多くの「うた」も残しており、「うたうだけ」や、反戦への想いを綴った「死んだ男の残したものは」の歌詞は、長年の友人であった谷川俊太郎によるものです。映画『めぐりあい』(1968年)の主題歌として使用された「めぐり逢い」や、世界のクロサワこと黒澤明監督のスタッフへ贈られた「明日ハ晴レカナ、曇リカナ」などの作品は、人間が持つ強さやもろさ、哀しみや希望などが入り交じった歌詞が武満の持つ独特の世界観と見事に融合しています。
今回、ブラジル音楽をベースに独自のサウンドを追求する「ショーロクラブ」が2011年にリリースしたアルバム『武満徹ソングブック』からの曲目をメインにしてお届けします。優しく寄り添うようなサウンドとともに、個性溢れる歌手7名による心に響く歌声をどうぞお楽しみください。