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横山幸雄 ピアノ・リサイタル・シリーズ Voyage 第6回

横山幸雄 ©Masafumi Nakayama
©Masafumi Nakayama

[チケット発売日] 会員1/30(水) 一般2/6(水)

2013年7月7日(日) 15:00開演

【全席指定】 会員3,600円 一般4,000円 学生2,000円
託児サービス 500円、対象:1歳~未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで)
*未就学児は入場できません。
【出 演】 横山幸雄
【曲 目】 ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調op.35「葬送」
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調op.19「幻想ソナタ」
↑↓ 出演者の強い希望により、以下の曲目に変更となりました。
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番op.53
チャイコフスキー:ドゥムカ ハ短調 ロシアの農村風景op.59
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 op.36

第6回は、ロシアを代表する作曲家によるロマンあふれる作品にスポットを当てます。

ショパンの「ピアノ・ソナタ第2番」は、第3楽章が「葬送行進曲」であることから「葬送」という副題がつけられています。ショパンの魂の叫びを表現した、苦悩に満ちた激しい曲想です。

スクリャービンは、ショパンの影響を受けた作曲家のひとりです。「幻想ソナタ」は、自身が旅先で訪れた海に基づいて作曲されました。抒情的な曲想は、ショパンの影響によるものだと考えられています。月の光に照らされながら揺れる夜の海と激しく荒れる海をスケール大きく描いていきます。

チャイコフスキーの「ドゥムカ」とは「哀歌」を指し、スラヴ地方に伝わる民謡のひとつです。ロシアの農村風景を連想させるノスタルジックな旋律と、晴れ晴れとした舞曲風の旋律とのコントラストが特徴です。一方、モスクワ音楽院時代にスクリャービンと同級生だったラフマニノフは滞在先のローマにおいて、自身が尊敬していたチャイコフスキーが使用していた部屋で「ピアノ・ソナタ第2番」を書き上げました。ロシア大正教の鐘をモチーフとした音型が終始鳴り響く、大変ドラマティックな作品です。

もの悲しさに秘めた美しさや切なさ、時折みせる激しい感情、その中に見える希望の光─。繊細さとドラマティックな世界感を併せ持つロシアのロマンティシズム。どうぞご期待ください。

三鷹市芸術文化センター
風のホール

〒181-0012
東京都三鷹市上連雀6-12-14
0422-47-5122 (チケットカウンター)
0422-47-9100 (施設受付・事務局)
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