©三浦興一
[チケット発売日] 会員1/22(火) 一般1/29(火)
2013年6月30日(日) 15:00開演
【全席指定】 | 会員3,500円 一般4,000円 学生2,000円 ●三鷹市在住または在学の小・中学生1,000円* |
* | 一般(会員)券をご購入の方とご来場の、三鷹市内在住・在学の小・中学生の方の特別料金(電話予約のみ)。お申込みの際には住所(町名)または学校名をお伝えください。 |
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500円、対象:1歳~未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで) *未就学児は入場できません。 |
【出 演】 | 沼尻竜典(音楽監督・指揮) 黒澤麻美(ソプラノ) デニス・ビシュニャ(バス) トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ(管弦楽) |
【曲 目】 | プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調「古典交響曲」op.25 ショスタコーヴィチ:交響曲第14番「死者の歌」 |
第64回は19世紀後半から20世紀にかけてクラシック音楽の世界に革命を起こしたロシアの作曲家のうち、プロコフィエフとショスタコーヴィチの作品をお贈りします。
「古典交響曲」は、プロコフィエフがペテルブルク音楽院在学中に研究したハイドンの作曲技法をもとに、「もしもハイドンが生きていたら書いたであろう」と想定して作曲した作品といわれています。古典的な様式、楽章構成、和声を基本的に採用しながらも随所にプロコフィエフらしい大胆な作風が楽しめます。ちなみに、第3楽章の主題はバレエ『ロメオとジュリエット』の音楽に転用されていることも有名です。
一方、ショスタコーヴィチの交響曲第14番は、ソプラノとバスの独唱、二重唱に弦楽合奏、打楽器という編成のために書かれた作品で、スペイン近代を代表する詩人ロルカ、ドイツ語圏で活躍した詩人ブレンターノ、フランス近代を代表する詩人アポリネール、19世紀初頭のロシアで活躍したキュッヘルベッカー、ドイツの象徴派詩人リルケの、いずれも「死」をテーマとした詩がロシア語に翻訳され歌詞となっています。
作曲家としての視点をも併せ持つ指揮者、沼尻竜典ならではの鋭敏な感性が如何なく発揮されるプログラムです。どうぞお聴き逃しなく!