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横山幸雄 ピアノ・リサイタル・シリーズ Voyage 第5回

横山幸雄 ©大村克巳
横山幸雄 ©大村克巳
趙静 ©ビクターエンタテインメント

本公演は終了しました
【全席指定】 会員4,050円 一般4,500円 学生2,300円
託児サービス 500円、対象:1歳~未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで)
*未就学児は入場できません。
【出 演】 横山幸雄(ピアノ)、趙 静(チェロ)
【曲 目】 ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調op.65
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調op.19

シリーズ第5回は、本シリーズの出発点となったショパン、そして2012年に生誕150年を迎えたドビュッシー、さらに2013年に没後70年を迎える20世紀を代表するピアニストの一人で作曲家としても活躍したラフマニノフによるチェロとピアノによる作品を特集します。

ショパンがただ1曲だけ残したチェロ・ソナタ、ドビュッシー最晩年の作品、雄大な大地を彷彿とさせる濃厚なロマンティシズムにあふれたラフマニノフの作品を、次世代を代表するチェリストの一人、趙静(チョウ・チン)との共演でお贈りします。

趙静は風のホール初登場、2005年9月に権威あるミュンヘンのARD国際コンクールで第1位受賞、併せて新作の優れた解釈に与えられる賞および聴衆賞も受賞しました。華麗なテクニックで詩情豊かに綴る横山幸雄のピアノと大陸的なスケールの大きさと豊かな歌心が魅力の趙静のデュオをどうぞお楽しみください。

趙静インタビュー

横山幸雄によるVoyage第5回には次世代を代表するチェリストの一人、趙静さんが登場します。ドイツ在住13年、2005年に権威あるミュンヘンのARD国際音楽コンクールで第一位を受賞するなど、国際舞台で活躍中の今最も注目を集めるチェリスト、趙静さんにお話を伺いました。
■趙静さんがチェロを始めたきっかけは?

父がクラシック音楽が大好きで、私は4歳の時に北京音楽院付属音楽教室に入ったのですが、ヴァイオリンの先生が病気になってしまったために、隣のチェロのクラスを受け始めました。

■今回演奏される作品について、どのような印象をお持ちでしょうか?

ドビュッシーのソナタは、ロストロポーヴィチさんがレッスンの際に、「表現力の幅がすごく広がるから勉強しなさい」と薦めてくださった作品です。ショパンのソナタからは、ショパンの感性と繊細さを魅力的に感じます。音と音のつながりに意味があってとても素敵な音楽ですね。ラフマニノフの音楽は、私にとって大きく、広く、海のようなイメージです。

■趙静さんにとってチェロの魅力とは?

チェロは歌う楽器で、人間の声みたいです。とても心の深いところまで染み込むように感じます。

■ドイツでの生活はいかがですか?ご自身の音楽への影響はあると思われますか?

ドイツはたくさんの偉大な作曲家が生まれ育っている国で、そこに住んでいるとその偉大な作曲家たちと少しでも近づけるような感じがします。

趙静

■音楽家として目指すものは?

じっくり勉強しながら、人生を経験しながら、音楽をしていきたいです。

■ これまでに特に印象に残ったり、大きな影響を受けた出会いを教えてください。

中国で堀了介先生と出会って、東京音楽大学の付属高校に入学したのが大きな転機でした。
日本で小澤征爾先生に出会い、室内楽なども勉強しながら、さらにロストロポーヴィチさんとヨーヨー・マさんを紹介していただいてレッスンを受けることができました。小澤先生とは共演させていただいたこともあり、私にとってとても大切な人です。
そして2001年から2010年、ベルリンでゲリンガス先生の下で勉強したことが人生の大きなステップとなりました。
昨年1月にはマルタ・アルゲリッチさんと一緒に演奏する機会があり、音楽性はもちろん、彼女の人間性にもとても感動して、大きな影響を受けています。

■初共演に向けて、お客様へのメッセージをお願いいたします。

日本に留学していた時からいつもお名前を聞いていた横山幸雄さんと、今回一緒に演奏できることがとても楽しみです!一緒に最高の音楽を創り、お客様へ届けしたいと思っています。

(2012年11月 メールによるインタビュー)

三鷹市芸術文化センター
風のホール

〒181-0012
東京都三鷹市上連雀6-12-14
0422-47-5122 (チケットカウンター)
0422-47-9100 (施設受付・事務局)
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