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ジャン=ギアン・ケラス with ベルリン古楽アカデミー

歴史と伝統、革新と衝撃 ヴィヴィッドな響きと輝きに満ちたヴィヴァルディ

ジャン=ギアン・ケラス
ジャン=ギアン・ケラス
©Marco Borggreve

本公演は終了しました

2012年12月13日(木) 19:15開演

【全席指定】 会員 S席5,400円・A席4,500円
一般 S席6,000円・A席5,000円 学生席3,000円
託児サービス 500円、対象:1歳~未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで)
*未就学児は入場できません。
【出 演】 ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)、ベルリン古楽アカデミー(管弦楽)
【曲 目】 ヴィヴァルディ: シンフォニア ハ長調 〜 歌劇「 ユスティヌス」序曲 RV717
ヴィヴァルディ: チェロ協奏曲 ト短調 RV416
J.S.バッハ: チェンバロ協奏曲 第5番 ヘ短調 BWV1056
ヴィヴァルディ: チェロ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ホ短調 RV409
ヴィヴァルディ: 協奏曲第11番 ニ短調〜合奏協奏曲集「 調和の霊感」より
テレマン: 組曲「ミュゼット」 TWV55-g1
ヴィヴァルディ: チェロ協奏曲 ヘ長調 RV412
カルダーラ: シンフォニア第12番 イ短調〜「 我らの主イエスの受難」より
ヴィヴァルディ: チェロ協奏曲 イ短調 RV419

1982年に旧東ベルリンで設立され、世界有数のバロックオーケストラの一つと目されるベルリン古楽アカデミー(Akamus:アカムス)が、1999年6月以来、実に13年ぶりに風のホールに登場します。

ベルリン古楽アカデミー(AKAMUS)
ベルリン古楽アカデミー(AKAMUS) ©Kristof Fischer
Akamusは18世紀を中心に小編成の室内楽からオペラ、大編成のオーケストラ作品をレパートリーとし、年間約100回のコンサートを行なっています。1989年にベルリンの壁が崩壊してからは国外でのコンサート活動も増え、現在はウィーン、パリ、アムステルダム、チューリッヒ、ロンドンをはじめとする欧州各地で定期的に公演を行い、1994年以降はベルリン国立歌劇場(ウンター・デン・リンデン)とインスブルック古楽祭に定期的に客演し、CDについては100万枚を超えるレコーディングセールスを記録しています。

一方のケラスは、当代きっての人気チェリストの一人で、風のホールでは作曲家/ピアニスト、野平一郎を迎えた2005年のコンサート以来の出演となります。ヴィヴァルディ、バッハをはじめとするバロック音楽から20世紀以降の現代曲にいたるまでのチェロ作品を常に並行してプログラムに組み込むしなやかな音楽性と艶やかで華のある音で多くの聴衆を魅了します。

今回のプログラムはジャン=ギアン・ケラスとの共演でリリースされたCDをもとに、ヴィヴァルディのチェロ協奏曲がメインに据えられており、カルダーラ、バッハ、テレマンの作品も入ったイタリアとドイツのバロック音楽の魅力的なコントラストを楽しめる内容となっています。

ヴィヴァルディはその生涯において少なくとも27曲ものチェロ協奏曲を書きました。独奏楽器としてのチェロの可能性を見出したヴィヴァルディは、このジャンルにおけるまさにパイオニア的存在です。今回はその中から3曲をお聴きいただきます。切れ味の鋭いAkamusのアンサンブルとケラスの鋭敏な知性と感性がスパークする豪華共演にご期待ください。

pick up ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)+
ゲオルグ・カールヴァイト(ベルリン古楽アカデミー・コンサートマスター)

2005年にベートーヴェンのチェロ作品のリサイタルで風のホールに登場し、その卓越したテクニックとみずみずしい音楽へ賞賛が寄せられたジャン=ギアン・ケラス。バロック音楽から現代音楽までをレパートリーとし、当代きっての人気実力を備えたチェリストとなったケラスから、メッセージが届きました。

ジャン=ギアン・ケラス  ©Marco Borggreve
ジャン=ギアン・ケラス ©Marco Borggreve
三鷹のみなさま

このたび、私が心から大切にしている企画を持って7年ぶりに素晴らしい三鷹市芸術文化センターを再訪することができ、本当にわくわくしています。

今回のプログラムには、イタリア人の熱い気質そして1700年代ヴェニスの精神におけるすべての要素 ― 火、水、ドラマ、緊張感、優しさ、激しさ、甘美さ、ユーモア等々― が結集されています。

情熱的なベルリン古楽アカデミーと交わす舞台上での対話は、活気や表情、リズムにあふれています。彼らとのコンサートは、我々音楽家そして音楽を愛する人々の人生を特別で価値あるものにしてくれるものです・・・どうぞ楽しんでください!

ジャン=ギアン・ケラス
ベルリン古楽アカデミー・コンサートマスターのゲオルグ・カールヴァイトさんからは、初来日した時の思い出のエピソードを寄せていただきました。

ゲオルグ・カールヴァイト ©Kristof Fischer
ゲオルグ・カールヴァイト ©Kristof Fischer
音楽家としてのキャリアをスタートさせた1990年頃、ベルリン放送交響楽団のツアーで日本に行った時のことです。

オフの日の朝、私は同僚の何人かと共に小旅行をすることにしました。行き先もわからないまま船に1時間ほど乗ると、太平洋に浮かぶ絵のように美しい小さな島に到着しました。港の近くには小さな村がありました。“長い鼻の”白人さん達がやって来たということは瞬く間に広まり、島にある唯一の学校の校長先生から学校へ招かれ、こども達に世界について何か話をしてもらえないかと尋ねられました。私達が1989年まで周囲を壁で囲まれていた旧東ドイツからやって来たこと、ドイツが再統合したのでこうして初めて世界を見に来られたことを話しました。拙い英語ではありましたが、自分達が音楽家であることも…。こども達の熱狂と好奇心は留まることを知りません!私達は突然、弦楽器を手渡され、たまたま譜面台に置いてあったシューベルトの弦楽四重奏曲を初見で演奏することになったのです。こども達はお返しにヨーロッパと日本の歌を歌ってくれました。実に素晴らしいコンサートでした。昼食にご招待いただいたことも含め、あらゆることに誠実さが満ち溢れている印象を持ちました。

その日の午後遅くに港に戻ると、こども達や先生方が手を振りながら私達を見送ってくれたのです。涙があふれ出そうになりました。私は福島の原子炉を取り巻く恐ろしいニュースに心を痛め思案に暮れていました。それだけに私を惹きつけて止まない国、日本での公演についてお知らせできることにこの上ない喜びを感じております。

ゲオルグ・カールヴァイト(ベルリン古楽アカデミー・コンサートマスター)

ベルリン古楽アカデミー(Akamus)

コンサートマスターはミドリ・ザイラー、ステファン・マイ、ベルンハルト・フォルク、ゲオルグ・カールヴァイトの4人。1999年の初来日以降たびたび来日しており、一糸乱れぬ精緻なアンサンブルと切れ味鋭いダイナミックなサウンドで日本の聴衆を魅了している。風のホールには1999年6月、テノールのプレガルディエンとの共演以来、2度目の登場となる。
1982年、旧東ベルリンの様々なオーケストラの若い団員たちによって古楽専門のオーケストラとして創設された。国家(旧東ドイツ)の援助を受ける音楽団体から独立し本物の演奏をめざすアンサンブルとして活動を開始。84年にベルリン・コンツェルトハウスで独自の連続演奏会を行って以来西ドイツでも注目された。最初のCDは87年、東西ドイツのレーベルで同時に発売され、当時としては珍しく東西の積極的な文化交流事業を行う。
89年にベルリンの壁崩壊後は国外でのコンサート活動を増やし、現在は実力派古楽集団として欧州各地はもとより東南アジア、中東、米国、中国でも多くの名演を世に送り出している。レコーディングにはこれまでに多くの賞が贈られ、CDについては100万枚を超えるレコーディングセールスを記録している。

三鷹市芸術文化センター
風のホール

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