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20世紀音楽の金字塔、バルトークの「弦チェレ」を聴く!

沼尻竜典 ©三浦興一
沼尻竜典 ©三浦興一

トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ
トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ

[チケット発売日] 会員4/13(金) 一般4/17(火)

2012年 6月24日(日) 15:00開演

【全席指定】 会員3,500円 一般4,000円 学生2,000円
三鷹市在住または在学の小・中学生1,000円
TMP 60回・61回公演では、一般(会員)券をご購入の方とご来場の、市内在住・在学の小・中学生の方に特別料金をご用意しております。受付は電話予約のみ。お申し込みの際には住所(町名)または学校名をお伝えください。
託児サービス 500円、対象:1歳~未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで)
*未就学児は入場できません。
【出 演】 沼尻竜典(音楽監督・指揮、ピアノ独奏)
トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ(管弦楽)
【曲 目】 バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメントSz.113
モーツァルト:「音楽の冗談」ヘ長調K.522
バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽Sz.106

ハンガリー領(現ルーマニア)トランシルヴァニア生まれのバルトークは作曲家、ピアニストとしての顔を持つ一方で、民族音楽の研究家としての顔も持ち合わせていました。今回はハンガリーやルーマニアの民謡と古典的な音楽様式を融合させた代表作2曲をお聴きいただきます。

「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」は二群に分けた弦楽合奏の中心にシロフォン、ティンパニ、スネア、シンバル、銅鑼、バスドラムといったパーカッションが置かれ、その他にピアノ、ハープ、チェレスタ*が使われる特異な演奏形態の作品です。ピアノを打楽器的に用いたり、弦楽器の弦を指で弾く技法を用いたりと変化に富み、第2楽章は『マルコヴィッチの穴』、第3楽章は『シャイニング』といった映画にも使用されました。

また、「弦楽のためのディヴェルティメント」はバロック時代の合奏協奏曲の様式と東欧の民族音楽的な要素が昇華した作品で、1936年から39年に至るバルトークの創作の最盛期を飾る傑作ともいわれています。

これらの2曲と合わせて演奏されるのはモーツァルトがパロディ溢れる精神で書いた、弦楽アンサンブルと2本のホルンのための作品「音楽の冗談」です。

きめ細やかな音楽作りと機動力を活かした躍動感溢れるアンサンブルは、TMPならではの魅力。室内オーケストラの醍醐味をダイレクトに味わっていただけるプログラムに、どうぞご期待ください。

*チェレスタ:19世紀末に発明された鍵盤楽器。形はオルガンに似ているが内部に鉄琴が入っていて音色は全く異なる。
 チャイコフスキーが『くるみ割り人形』の「金平糖の踊り」で最初に用いたと言われている。

三鷹市芸術文化センター
風のホール

〒181-0012
東京都三鷹市上連雀6-12-14
0422-47-5122 (チケットカウンター)
0422-47-9100 (施設受付・事務局)
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