目を閉じれば浮かぶ、あのシーン、あのメロディ、あのフレーズ、そして。
あの姿。チャールズ・チャップリン。
何度もご覧になった方には、更なる驚きを。初めてご覧になる方には、新鮮な興奮を。
映画史とともに生き、今なお色褪せることのないチャップリンの代表作の数々を、
せひ、大きなスクリーンで、お楽しみください。
[完売御礼]
『黄金狂時代』『モダンタイムス』
2012年 6月23日(土) 昼の部11:00/夜の部16:00開演
【全席指定】 | 各回 会員=900円 一般=1,000円 学生=800円 各回2本立/昼夜入替制/途中休憩あり *未就学児は入場できません。 |
【協 力】 | 株式会社角川書店 |
チャールズ・スペンサー・チャップリン・ジュニア
Charles Spencer Chaplin, Jr. 1889年4月16日〜1977年12月25日
イギリス・ロンドン出身。両親はともにミュージック・ホールの歌手であったが1歳のときに離婚。5歳のとき、声の出なくなった母親の代わりに初めて舞台に立ち、喝采を浴びる。その後、貧しさの中、様々な職業につきつつも俳優斡旋所に通い、旅回りの劇団などで演技の研鑽を積み、1914年「成功争い」にてハリウッド映画デビュー。以後、映画史に欠かすことのできない数々の傑作を残す。77年スイスにて88歳で死去。
【各回2本立て】
『黄金狂時代』昼の部11:00-12:13 夜の部16:00-17:13
『モダンタイムス』昼の部12:45-14:13 夜の部17:45-19:13
『黄金狂時代』The Gold Rush(1928年 米国/73分/白黒/サイレント/字幕:清水俊二)

©Roy Export Company Establishment.
一度は見ておきたい、そして何度でも見たくなる、ドタバタコメディの金字塔!
【製作・監督・脚本】 | チャールズ・チャップリン |
【出 演】 | チャールズ・チャップリン、ジョージア・ヘイル、 マック・スウェインス ほか |
ゴールドラッシュに沸くアラスカに、一獲千金を求めて金鉱探しにやってきたチャーリー。雪深い山の中で、猛吹雪に苦しんだ末にたどり着いたのは、粗末な小屋。やがて、寒さと飢えがピークに達し……。“空腹の果てに、靴を煮て食べるシーン”があまりにも有名なドタバタ喜劇の一大傑作。チャップリン自身「チャーリーといえば、まずこの作品のチャーリーを思い浮かべて欲しい」と口にし続けたほどの見事な演技力と、監督としてのアイデアの凄まじさに、ただただ、圧倒される。
『モダンタイムス』Modern Times(1936年 米国/88分/白黒/トーキー/ 字幕:清水俊二)

©Roy Export Company Establishment.
見終わった後、思わず真似したくなる、あの動き、あの表情、あのシーン!
【製作・監督・脚本・作曲】 | チャールズ・チャップリン |
【出 演】 | チャールズ・チャップリン、 ポーレット・ゴダード、ヘンリー・バーグマン ほか |
毎日毎日ただひたすら“ベルトコンベアー上でねじを締め続ける”単純作業がお仕事のチャーリー。ある日、締め損ねたねじを追いかけて機械の中に飛び込んでいき、巨大な歯車に巻き込まれてしまい…。機械化が人類を幸福にすると誰もが信じていた1936年の時点で、機械や物質文明がもたらす人間性の喪失を描き切り、心の豊かさこそが大切であるという物語を作ったチャップリンの先見性は驚きの一言。ラストシーンで流れる、自ら作曲した名曲「スマイル」が、胸に沁み渡る。