「君の名は」で一世を風靡した国民的女優から、やがて国際派スターへ。
フランス人監督と結婚し、日本とフランスを往復しながら女優を続ける
彼女の、その磨き抜かれた知性に裏打ちされた美しさを、あなたに。
[チケット発売日] 会員1/26(木) 一般1/27(金)
岸 恵子『おとうと』『雪国』
2012年 2月18日(土) 昼の部11:00/夜の部16:00開演
【全席指定】 | 各回 会員=900円 一般=1,000円 学生=800円 各回2本立/昼夜入替制/途中休憩あり |
*未就学児は入場できません。 | |
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岸 恵子
1932年神奈川生まれ。51年吉村公三郎監督にスカウトされ、『我が家は楽し』でデビュー。松竹の看板女優として人気を博し、現在も、テレビなどで活躍する。
【各回2本立て】
『おとうと』(1960年 / 98分 / カラー / 角川書店)
©角川映画
【監 督】 | 市川 崑 |
【原 作】 | 幸田 文 |
【出 演】 | 岸 恵子、川口 浩、田中絹代、森 雅之 ほか |
作家の父(森)と後妻の母(田中)のもとに暮らす、姉(岸)と弟(川口)。 両親の愛に飢え、度々問題を起こす弟と、そんな弟を叱りながらも、時に過保護な程の愛情を注ぐ姉の物語。屈折した後妻を演じる田中と、それに耐える岸の抑えた演技が、激しく火花を散らしていく。
『雪国』(1957年 / 133分 / 白黒 / 東宝)
©東宝株式会社
【監 督】 | 豊田四郎 |
【原 作】 | 川端康成 |
【出 演】 | 岸 恵子、池部 良、八千草薫 ほか |
「トンネルを抜けるとそこは…」で始まる同名小説の映画化。山深い雪国で出会った、妻子持ちの島村(池辺)と芸者の駒子(岸)。 抑えきれない感情に身を任せつつも、やがてどうにもならない現実に打ち砕かれていく芸者の姿を、岸が絶妙のバランスで、見事に演じきる。