大人の色香を醸し出しつつも、どこか可愛らしさを漂わせる独特の魅力。
隙がありそうで無さそうな、しっかりしていそうで流されやすそうな、
そんな人間味溢れる愛すべき女性を演じたら、彼女の右に出る者無し!
[チケット発売日] 会員10/13(木) 一般10/14(金)
淡島千景 『大番』『もず』
2011年11月12日(土) 昼の部11:00/夜の部16:00開演
【全席指定】 | 各回 会員=900円 一般=1,000円 学生=800円 各回2本立/昼夜入替制/途中休憩あり |
*未就学児は入場できません。 | |
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淡島千景
1924年大阪生まれ。41年から宝塚歌劇団に所属し、娘役トップスターとして活躍。50年、渋谷実監督『てんやわんや』で映画デビュー。現在も舞台を中心に活躍する。
【各回2本立て】
『大番』(1957年 / 117分 / 白黒 / 東宝)
©東宝株式会社
【監 督】 | 千葉泰樹 |
【原 作】 | 獅子文六 |
【出 演】 | 淡島千景、加東大介、原 節子 ほか |
愛媛から上京してきた田舎者のギューちゃん(加東)が、ふとしたことから株屋に入り、相場師として身を立てる姿を描く。 そのギューちゃんをひたすらに恋慕う仲居さんを、健気に、どこまでもかわいらしく好演する淡島に、知らず知らずのうちに心惹かれずにはいられない。
『もず』(1961年 / 95分 / カラー / 松竹)
©1961 松竹株式会社
【監 督】 | 渋谷 実 |
【原作・脚本】 | 水木洋子 |
【出 演】 | 淡島千景、有馬稲子、乙羽信子 ほか |
訳あって離れて暮らす母・すが子(淡島)と、娘のさち子(有馬)は、20年振りの再会を果たしたものの、お互いの人生を認め合えず、日々、言い争いが絶えることなく…。 本当に言いたいことは口に出さずに、娘ではなく自分を傷つけてしまう母親を淡島が見事に演じきる。