結成60年! 625席のコンサートホールで聴く、このうえなく贅沢なイ・ムジチ。
[チケット発売日] 会員4/21(木) 一般4/28(木)
2011年10月21日(金) 19:15開演
【全席指定】 | 会員 S席=6,300円・A席=5,400円 一般 S席=7,000円・A席=6,000円 学生席=3,500円 |
500円、対象:1歳~未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで) *未就学児は入場できません。 |
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【曲 目】 | バカロフ 合奏協奏曲(イ・ムジチ結成60周年記念) モリコーネ 組曲(イ・ムジチ結成60周年を祝して) 「ガブリエルのオーボエ」(映画『ミッション』) 「デボラのテーマ」(映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』)ほか 坂本龍一 「ラストエンペラー」テーマ──イ・ムジチ結成60周年に捧ぐ ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲集『四季』op.8-1-4 |
【サイト】 | イ・ムジチウェブサイト http://www.imusicidiroma.com |
過去の公演アンケートでも風のホールで聴いてみたいアーティストとして、その名が常に挙げられていたイ・ムジチ合奏団。結成60年を迎えるこの記念すべきツアーで風のホール公演が実現しました!
今回は前半にアカデミー賞を受賞した作曲家の作品を、後半には彼らの代名詞であるヴィヴァルディの『四季』を据えたプログラム、「イ・ムジチの『オスカー』」をお贈りします。
今回のワールドツアーのキーポイントは、訪れる各国を代表する現代作曲家に新曲を委嘱していることです。日本では1988年にアカデミー賞作曲賞受賞の坂本龍一が、彼らのために映画『ラストエンペラー』のテーマを再編曲。そのほか2007年名誉賞を受賞した映画音楽の巨匠モリコーネの作品、映画『イル・ポスティーノ』で1996年作曲賞を受賞したバカロフのイ・ムジチ60周年記念の作品が演奏されます。
イタリア映画界と音楽に密接な繋がりを持つ3人の作曲家達。彼らの音楽の魅力は、昔日の面影を宿し、美しさと哀しみとそしてナイーヴな優しさに満ちたメロディライン、ストリングス・サウンドにあるといっても過言ではありません。60年という月日の中で脈々と受け継がれたイ・ムジチの伝統が、バカロフ、モリコーネ、坂本龍一の手による珠玉のスコアを詩的情緒溢れる演奏で描いていきます。
創設当時のメンバーの最後の一人が引退し、現在、アントニオ・アンセルミがコンサートマスターに就任しているイ・ムジチ。若返ったメンバー達のイ・ムジチに懸ける愛情と誇りは、創設当初から変わらぬ普遍的なものです。彼らの音楽は、普遍的でありながら不変ではない、常に新しい驚きと発見を見せる高い意識に貫かれています。往年のファンの方はもとより初めてのお客さまもぜひ、ご注目ください。
イ・ムジチ合奏団
1952年3月、イタリア・ローマの名門サンタ・チェチーリア音楽院の卒業生12名によって結成される。イタリア語で「音楽家達」を意味するイ・ムジチは、デビュー当時より歴史に残る大指揮者トスカニーニに絶賛され、以来、世界のトップ合奏団の一つとして活躍。戦後、ヴィヴァルディの『四季』を一躍有名にし、世界的なバロック・ブームの火付け役となる。時とともにメンバーも少しずつ入れ替わり、最初のメンバーの子供が跡を継ぐというケースもあったが、イ・ムジチ・サウンドの伝統は、揺るぎなく綿々と引き継がれている。