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三鷹市山本有三記念館企画展

三人の「女の一生」―ジャンヌと允子とけい―

三人の「女の一生」

画家・中村研一による装幀が美しい山本有三著『女の一生』初版本(中央公論社 1933年)
画家・中村研一による装幀が美しい
山本有三著『女の一生』初版本
(中央公論社 1933年)

山本有三『女の一生』(上・下) 復刊

絶版となっていた山本有三の「女の一生」を文庫本として復刊しました。当館および財団ウェブサイトStoreにて発売中
★本書及び昨年復刊した『波』(三鷹市山本有三記念館文庫 2010年)を当記念館窓口にてご購入いただいた方にオリジナルブックカバーを差し上げます。1柄3色の中から1冊に付き1つお好きなものをお選びください。

2011年10月1日(土)~2012年2月29日(水)

【開館時間】 9:30~17:00
【休館日】 月曜日 *月曜が休日の場合は開館
10/11(火)・12(水)、12/29(木)~1/4(水)、1/10(火)・11(水) は休館
【入館料】 一般300円/団体200円(20名以上)
*中学生以下、障害者手帳をご持参の方とその介助をする方、
 高校生以下の校外学習と引率教諭は無料。
【展示構成】 Ⅰ章 「女には二つの出産がある」―ジャンヌと允子―
    モーパッサンの"ジャンヌ"/有三の"允子"/ジャンヌと允子の「出産」
Ⅱ章 「自分で選んで歩きだした道」―けいと允子―
    森本薫の"けい"/「女の一生」と杉村春子
Ⅲ章 三鷹に生きた女性たち
   允子、けいと同時代を三鷹で生きた女性たちの写真と関連資料

1932(昭和7)年、山本有三が長編小説4作目のテーマに選んだのは「女の一生」でした。フランス人作家・モーパッサンの同名小説(原題「Une Vie」1883年刊)を意識しつつ執筆された本作は、明治から昭和を舞台に、主人公御木允子(みきまさこ) が恋愛や結婚、出産、仕事を通して一人の人間として自立していく過程が描かれています。時代に先駆けて新しい生き方をした女性の物語は、朝日新聞に連載され大きな反響を呼びました。

1945(昭和20)年には森本薫の戯曲「女の一生」が初演を迎えます。布引けい役の女優・杉村春子の演技が好評を博し、今日まで上演され続ける名作となりました。

本展では有三が描いた允子の一生を、モーパッサンのジャンヌ、森本薫のけいと比較しながら読み解きます。激動の時代の中を、自分で選んで歩き出した道を力強く踏みしめ、生きた女性たちの姿をご覧ください。

関連プログラム

森本薫「女の一生」上映
【日 時】 12月18日(日)、2012年1月15日(日)、2月19日(日) 10:00上映開始
【定 員】 10名 *当日先着順、入館券が必要です。
【上映内容】 杉村春子主演「女の一生」の公演映像(文学座 1961年 モノクロ 128分)を展示室内で上映します。

瀬戸口郁
瀬戸口郁

山本有三作品 朗読会
【日 時】 2011年11月3日(祝)17:30開場/18:00開演(19:30終演予定)
【朗 読】 瀬戸口郁(文学座)
【作 品】 山本有三「女の一生」より抜粋
【定 員】 50名 *入館券が必要です。
【申込方法】 往復はがきに住所、氏名、電話番号、人数、
返信用はがきにも宛先(住所・氏名)をご記入の上、
〒181-0013 三鷹市下連雀2-12-27
三鷹市山本有三記念館「朗読会係」までお送りください。
*はがき1枚につき2名様までお申込み可。お1人様1通限り。
 応募多数の場合は抽選となります。
【応募締切】 10月24日(月) *当日消印有効

山本有三記念館

〒181-0013
東京都三鷹市下連雀2-12-27
0422-42-6233
Fax0422-41-9827
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