セリフで、表情で、瞬く間に人間の素顔の裏側に切りこんでいく、見事な脚本の力
[チケット発売日] 会員4/13(水) 一般4/14(木)
2011年 5月13日(金)〜5月22日(日) 全12公演
【全席指定/日時指定】 (整理番号付) |
会員 前売=2,700円・当日=3,150円 一般 前売=3,000円・当日=3,500円 高校生以下=1,000円(前売・当日とも) |
* | 早期観劇割引5/13(金)〜15(日)の4公演のみ 会員 前売=2,250円・当日=2,700円 一般 前売=2,500円・当日=3,000円 高校生以下=500円(前売・当日とも) |
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500円、対象:1歳~未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで) *未就学児は入場できません。 *5/14(土) 15:00、19:00と5/18(水) 11:00、15:00のみ |
【作・演出】 | 高井浩子 |
【出 演】 | 瓜生和成、上田桃子(文学座)、扇田拓也(ヒンドゥー五千回) 森啓一郎、ミギタ明日香、青海衣央里、大田景子 ほか |
【サイト情報】 | 劇団ウェブサイトhttp://tanbarin.sunnyday.jp |
★の回は託児サービスあり ☆の回は早朝観劇割引を実施
「そこそこうまくいってる」
「うまくいっていないが人生としてはまあまあ」
多くの人間が感じている「まあまあ幸せ」な状態。
本当は不満なんだけど、それでも満足感を覚えるのは
おそらくそこに「ロマンがある」からかもしれない。
「ロマン」を嘲笑しながらも、そこによりどころを求める社会人たち。
「ロマン」を訴えながらも、冷静に世の中を見つめる若者たち。
心と行動が裏腹な人間という生き物。
本音の喜怒哀楽はどこに存在するのだろうか?
東京タンバリン・高井浩子
高井浩子の作・演出による作品を上演し続ける東京タンバリン。「東京」という大都市で、必死に生き続ける人間を描く「東京地方」の演劇である。人の「闇」をさらりと描く作風は高い評価を受け、映画監督・本広克行氏と組んでの台本や、柴咲コウ主演「食堂かたつむり」脚本なども手掛ける。
【今回の公演に寄せて、高井浩子さんからのメッセージ】
遅刻しそうでダッシュで駅に行ったら丁度電車が出たところ。
電車に乗ってるといつもはオフにしてある携帯の着信音が大きく鳴り、隣に立ってるおっさんに「おいっ!!」と怒られる。
昼ごはんをスーパーに買いに行きレジに並ぶと隣の列がの方が早い。
やっと自分の番がきて、財布の中を見ると小銭だけ。
90円足りない。
ああ・・・ 90円のためにATMの列に並ばなきゃ・・・ ああ・・・
「いいですよ」
え?
「いつも買ってくれてますよね、今度来た時で」
・・・すいません。ありがとう。
劇的じゃないけど、やさしい気持ちになれる。そんなお芝居にしたいです。