[チケット発売日] 会員10/28(木) 一般11/4(木)
予約1回2枚まで(※)
2010年12月18日(土) 昼の部14:00 夜の部18:00開演
【全席指定】 | 各回 会員3,150円 一般3,500円 |
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500円、対象:1歳~未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで) *未就学児は入場できません。 *昼の部、夜の部とも |
【出 演】 | 柳家さん喬「芝浜」ほか1席、ニューマリオネット(操り人形) |
* | 「芝浜」以外の演目は昼の部と夜の部で別の演目になります。 |
まさに柳のようにしなやかな語り口から繰り出される、どっしりと揺るがぬ古典落語の深い味わいが魅力の柳家さん喬。今回は年の瀬に聴きたい落語として人気の高い大ネタ「芝浜」をメインに据えての独演会。師走の江戸の息遣いを、どうぞじっくりとお楽しみください。
暮れの落語の代名詞「芝浜」
腕はいいのに酒好きで、仕事に身の入らない魚屋の勝五郎。ある朝、女房に起こされしぶしぶ出掛けた魚河岸への道すがら、芝の浜で大金の入った財布を拾う。「これで遊んで暮らせる」と大酒を飲み始めた勝五郎に、女房は一計を案じ…。
人情噺の代表作「芝浜」は、客から3つのお題を募り、その言葉を使って即興で落語を語る“三題噺”として、「酔漢」「財布」「芝浜」のお題から三遊亭圓朝(1839–1900)が作ったと言われ、夫婦の真の愛情が余すところなく語られています。特に、3年後の大晦日の夜に夫婦二人きりで交わされる会話は素晴らしく、年の瀬に聴きたい噺として挙げられる由縁となっています。
なお、芝の浜は現在のJR田町駅付近に位置し、当時は海岸線であり、小魚を中心とした魚市場がありました。