毎回のように作風を変えつつも決してぶれることのない人の世の虚栄や欺瞞への鋭い視線。
生きたセリフの応酬が心地良く導く笑いの世界は一度味わうと、癖になります。
[チケット発売日] 会員7/23(金) 一般7/30(金)
2010年 9月10日(金)〜20日(月・祝) 全13公演
【全席自由】 | 会員 前売2,700円・当日2,800円 一般 前売3,000円・当日3,200円 高校生以下1,000円(前売・当日とも) |
【作・演出】 | 小松美睦瑠 |
【出 演】 | 本井博之(コマツ企画)、川島潤哉(コマツ企画)、柿丸美智恵(毛皮族) 玉置玲央(柿喰う客)、幸田尚子(クロムモリブデン)、佐野 功、近藤美月 満間昂平(犬と串)、東谷英人、宍戸香那恵(ユニークポイント) 中川 鳶、斎藤加奈子(ろりえ) |
【サイト情報】 | コマツ企画ウェブサイト http://komatsukikaku.com |
1980年、宗教団体の若い女性信者数名が行方不明になったとある日の新聞が報じた。
団体の失踪と沈黙。飛び交う憶測、家族の誤解。
その後、女性信者がそろって夜の街で働いていたことが明るみになる。
マスメディアはときにヒステリックにときに男のように優しく彼らを取り囲んだ。
女性が強くなったと言われ、それでもまだ女性が女性を演じた時代。
この物語は、実際にあった有名事件を下敷きに時代の「演じる人たち」を描きます。
【劇団自己紹介】
2002年早稲田大学内にて旗揚げ。毎回がらりと作風を変えていくのが特徴。
女性作家には珍しく笑いにこだわり、また人間の自意識からくる思い込みやコミュニケーションのズレなどをシニカルに描く。
【MITAKA“Next”Selection 11th】
脚本・演出力に優れ、今後の飛躍が期待される若手劇団を集めて贈る"Next"Selection──
昨年の参加劇団「ままごと」の『わが星』が、演劇界の芥川賞と呼ばれる「岸田國士戯曲賞」を受賞し、他の1劇団も最終候補にノミネートされるなど、次代の息吹を感じる舞台を数多く上演してきています。
今年の3劇団も、いずれ劣らぬセリフの切れ味と、緊張感に満ちた舞台を作り上げる力を持った劇団ばかりです。星のホールから新しい才能が羽ばたく姿を、ぜひご覧ください。