日本映画の黄金時代を支えた男優達が、月替わりで、星のホールに登場します。
今も、世界で最も知られている日本の俳優、三船敏郎。
そのまっすぐな性分と野性的な肉体で、男臭さを銀幕に焼き付ける2本は、刺すような豪雨で幕を開ける!
[チケット発売日] 会員7/8(木) 一般7/9(金)
2010年 8月21日(土) 昼の部11:00 夜の部16:00開演
三船敏郎『静かなる決闘』『羅生門』
【全席指定】 | 各回 会員=900円 一般=1,000円 学生=800円 各回2本立/昼夜入替制/途中休憩あり |
*未就学児は入場できません。 | |
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三船敏郎
1920年山東省青島の生まれ。46年東宝第一期ニュー・フェイスで採用され、翌年『銀嶺の果て』でデビュー。『用心棒』『赤ひげ』等に出演。93年勲三等瑞宝章。97年に死去。
『静かなる決闘』(1949年 / 94分 / 白黒 / 角川)
©角川映画株式会社昼の部11:00〜12:34 夜の部16:00〜17:34
【監 督】 | 黒澤 明 |
【原 作】 | 菊田一夫 |
【出 演】 | 三船敏郎、志村 喬、三條美紀 ほか |
第二次大戦の野戦病院で軍医として働く藤崎(三船)は手術中、当時は不治の病だった梅毒に感染する。復員後、婚約者の美佐緒(三條)にもそのことを告げられないまま、遠ざけてしまい…。苦悩する藤崎の姿に惹かれ、生きる意味を取り戻す看護婦の峰岸(千石規子)も見所である。
『羅生門』(1950年 / 88分 / 白黒 / 角川)
©角川映画株式会社昼の部13:05〜14:33 夜の部18:05〜19:33
【監 督】 | 黒澤 明 |
【原 作】 | 芥川龍之介「藪の中」より |
【出 演】 | 三船敏郎、森 雅之、京マチ子 ほか |
武士の死体が森の中で発見されたところから、物語は始まる。武士の妻や、盗賊の多襄丸(三船)などの証言により、真実はすぐに明らかになるかと思われたが…。世界中の監督に影響を与え、黒澤と三船の名を轟かせた歴史的傑作。ヴェネチア国際映画祭グランプリ受賞。