日本映画の黄金時代を支えた男優達が、月替わりで、星のホールに登場します。
溢れる機転と行動力で渦巻く混沌かき分けて、どんな窮地も軽々と駆け抜ける!
川島映画独特の、かすかな悲劇の香りも相まって、役者フランキー堺、独壇場の2本立て!
[チケット発売日] 会員6/17(木) 一般6/18(金)
2010年 7月10日(土) 昼の部11:00 夜の部16:00開演
フランキー堺『貸間あり』『幕末太陽傳』
【全席指定】 | 各回 会員=900円 一般=1,000円 学生=800円 各回2本立/昼夜入替制/途中休憩あり |
*未就学児は入場できません。 | |
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フランキー堺
1929年鹿児島の生まれ。53年、中村登監督「岸壁」でデビュー。落語家や、TVの司会としても活躍。『駅前シリーズ』、「私は貝になりたい」等に出演。94年紫綬褒章。96年死去。
『貸間あり』(1959年 / 112分 / 白黒 / 東宝)
©東宝株式会社昼の部11:00〜12:52 夜の部16:00〜17:52
【監 督】 | 川島雄三 |
【原 作】 | 井伏鱒二 |
【出 演】 | フランキー堺、淡島千景、桂小金治 ほか |
大阪は通天閣を望む高台に建つアパート。そこに住む飛び切り個性に富んだ住人達と、語学堪能なよろず引き受け屋の与田五郎(フランキー)が織りなすドタバタ群像喜劇。日々巻き起こる喧騒と、軽妙な知恵のぶつかり合いが、笑いの渦となって画面から溢れ出してくる。
『幕末太陽傳』(1952年 / 110分 / 白黒 / 日活)
©日活株式会社昼の部13:20〜15:10 夜の部18:20〜20:10
【監督・脚本】 | 川島雄三 |
【出 演】 | フランキー堺、石原裕次郎、南田洋子 ほか |
時は幕末の品川。遊郭で遊び尽くす佐平次は、なんと鼻から無一文。しかし無事(?)そのまま遊郭で働いて金を返す“居残り”となるや否や、次から次へと難問を片づけ、いつしか店の人気者となるが…。落語の「居残り佐平次」をベースにした喜劇映画の決定版!