歌詞がなくとも「歌」が聴こえる──。懐かしい日本の調べに込められた姉妹の「心」。
©風間憲二
[チケット発売日] 会員4/8(木) 一般4/15(木)
2010年 7月 2日(金) 11:30開演 (12:30終演)
【全席指定】 | 会員1,000円 一般1,500円 |
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500円、対象:1歳~未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで) *未就学児は入場できません。 |
【出 演】 | 大島文子(あやこ・クラリネット) 大島直子(ピアノ) |
【曲 目】 | シューマン / 幻想小曲集 op.73 ルイジ・バッシ / リゴレット・ファンタジー ~日本の歌~ 山田耕筰 / 箱根八里は、からたちの花、待ちぼうけ ほか |
【サイト情報】 | 大島文子ウェブサイト http://ayakooshima.com |
ニューヨーク在住のクラリネット奏者、大島文子と長年彼女をサポートしている、実姉でピアニストの大島直子によるデュオ・リサイタルをお贈りします。
大島文子は桐朋学園大学卒業後、アメリカ・イーストマン音楽院へ留学。国内外の音楽コンクールで上位入賞をおさめ、ソロはもちろん室内楽の分野でも活躍し、サイトウ・キネン・オーケストラなどにも参加しています。
また、夫でクラリネット奏者であるチャールズ・ナイディックとともに古楽アンサンブル「モッツァフィアット」を結成し、世界でも数少ない現代クラリネットおよび古楽器クラリネット奏者としての活動の他、ジュリアード音楽院などで後進の指導も行っています。
今回のプログラムに選ばれている日本の歌の数々は、2008年に発売されたCD『十五の心』に収められています。文子の伸びやかで繊細なクラリネットが表現する「歌」を、直子の落ち着いた奥行きのあるピアノがしっかりと支え、歌詞で綴られた世界を、まさに人の声で"歌うように" 表現することで原曲が持つ抒情性を見事に表しています。
「歌詞」がなくとも「歌」が聴こえる──。姉妹が紡ぎ出す美しい日本の歌とクラリネットの名曲が味わえる、充実のプログラムをお楽しみください。
大島文子さん・大島直子さんより
心って何なのだろうと思った時、それは感受性だと気がつきました。
子供の時に田舎の自然の中で一日中過ごした事が私たちの感受性を育んでくれたように思います。
そんな私たちの心を皆様にお届けできればと思います。