[チケット発売日] 会員2/3(水) 一般2/10(水)
2010年 6月5日(土) 17:00開演
【全席指定】 | 会員S席4,000円 A席3,000円 一般S席4,500円 A席3,500円 学生2,300円 |
500円、対象:1歳~未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで) *未就学児は入場できません。 |
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【出 演】 | マルコ・ビーズリー(テノール) グイード・モリーニ(音楽監督 / オルガン、チェンバロ) ステーファノ・ロッコ(ギター) フランコ・パヴァン(テオルボ) ファービオ・アックルソ(リュート) マウロ・ドゥランテ(フレーム・ドラム) |
【曲 目】 | 作曲者不詳 G.デ・ヴィットーリオ / 激しく鳴らせ 〜プーリア地方の伝承舞踊 この胸は愛のチェンバロになった 〜アプーリア地方の伝承歌謡 マルコ・ビーズリー / タランテッラI、II、III 〜ナポリの伝承歌謡の断片をもとに再構成した ほか |
一風変わったコンサートへようこそ
このプログラムは南イタリアの民族音楽で構成されています。どの曲も書き残されたのではなく父から子へ伝えられたもので、タランテッラ*、恋、仕事、信仰の歌、追悼歌、踊りはイタリアのこの地域の農民文化を代表する典型的な音楽なのです。そこで私たちは南部の街道を旅して、この伝統の最後の後継者である古老たちの語りや歌を聴いてきました。
今回のプログラムは、昔の歌の生ける証し・記憶として収集された音楽から成り立っている、まさに特別なプログラムなのです。
*タランテッラ:マンドリンやタンバリンの演奏に合わせて踊られる、テンポの速い南イタリアの踊り。ターラントという町の名前に由来するとか、
同じ町の名前に由来する毒蜘蛛タランチュラの毒を抜くために踊り続けなければならないという話からそのように名付けられたという説がある。
きらめく太陽、紺碧の海、カンツォーネだけではない 知られざるワイルドなイタリアがここにある!
アッコルドーネは“歌の都”ナポリが生んだハイ・テナーの至宝、マルコ・ビーズリーと、古楽のスタイルによる作・編曲と即興演奏の達人、チェンバロ・オルガン奏者のグイード・モリーニが創立したイタリアの古楽グループです。彼らはルネサンスから18世紀初期までのイタリア声楽に強い関心を持ち、教会音楽から世俗・民族音楽という幅広いジャンルの音楽を研究するほか、古楽の奏法による新曲の創作という活動も行っています。
音楽とドラマの二つの要素を併せ持つコンサートが彼らのトレードマーク。歌手を芝居の登場人物に仕立て、さらに楽器にもその作品に合わせた「役」を与えるという演劇風のコンサートは、ヨーロッパ各地で絶賛されています。ビーズリーのたぐいまれな美声と雄弁な楽器たちが織りなすのは、まさに一種のスペクタクル。古楽演奏の会場としても定評のある風のホールでぜひお聴きください。
◎プレ・トーク「アッコルドーネの音楽を訪ねて〜南イタリアへの旅」
アッコルドーネがコンサートで取り上げる南イタリアの音楽の背景にある風土を当財団音楽企画員がご紹介するプレ・トーク。
アッコルドーネを聴くのが初めてという方、南イタリアに興味のある方はぜひお越しください。(お菓子とコーヒー付き)
【日 時】 | 5月30日(日) 14:00〜15:30 |
【会 場】 | 三鷹市芸術文化センター2階会議室1・2 |
【定 員】 | 要予約20名(参加費無料) |
【申込方法】 | 三鷹市芸術文化センター・チケットカウンター0422-47-5122まで |