現代に生きるアイリッシュ・トラッドの最高峰 世界中で愛される“ケルト音楽の至宝”
[チケット発売日] 会員9/2(水) 一般9/4(金)
2009年12月13日(日) 17:00開演
【全席指定】 | 会員=4,000円 一般=4,500円 高校生・大学生=2,500円 小・中学生=1,500円 |
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500円、対象:1歳~未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで) *未就学児は入場できません。 |
【出 演】 | マレード・ウィニー(ヴォーカル、フィドル) キーラン・トゥーリッシュ(フィドル) ダーモット・バーン(アコーディオン) キーラン・クラン(ブズーキ) ダヒー・スプロール(ギター) *フィドル:民族音楽で使用されるヴァイオリン。 *ブズーキ:マンドリンに似たボディと長いネックからなる弦楽器。 みたかジュニア・オーケストラ(指揮:内藤佳有) *一部共演 |
アイルランド北西部にあるドニゴールに生きる伝統音楽の精髄を美しくダイナミックに伝える現代ケルト音楽の最高峰グループ、アルタン。
バンド名に由来する湖があるドニゴールは豊かなフィドル音楽の伝統を持ち、今でもゲール語(アイルランドの公用語)が日常に聞かれる地域で、日本のアイルランド音楽ブームの発端となったエンヤの故郷としても知られています。この地方で生まれ育ったのが、アルタンでフィドルとヴォーカルを担当するマレードです。彼女の繊細で慈愛に満ち、透明感溢れる清らかな歌声は、現代社会に生きる私たちを、どこか懐かしく素朴で温かい世界にいざなってくれることでしょう。
手つかずの自然と伝統文化が色濃く残るドニゴールの、土の香りがする音楽をストレートに伝える、溌剌として情熱的なサウンドも聴く者の耳を捕えて離しません。ひとたび聴けば、思わず身体が動き出し一緒に踊りたくなるような爽快感に溢れています。
今回、結団10年記念としてみたかジュニア・オーケストラがアルタンと共演する、というユニークな企画が実現することになりました。ケルト音楽と初めて出会う子供たちの、瑞々しい演奏にもぜひご期待ください。(数曲共演予定)
当日はロビーにアイルランド観光紹介やグッズ販売コーナー(協力:アイリッシュ・ネットワーク・ジャパン)、アイルランドビールを含むドリンクコーナーをご用意し、会場全体で雰囲気を盛り上げます。
関連プログラム
1. プレ・トーク「音の原風景を訪ねて〜アイルランド・ダブリン、ドニゴールへの旅」
【日 時】 | 12月6日(日) 14:00〜15:30 |
【定 員】 | 20名 参加費無料 |
【会 場】 | 芸術文化センター 2階会議室 |
【申込み】 | 完売しました |
【内 容】 | 財団の音楽担当が今夏、ダブリンやドニゴールを旅して得た現地情報などをご紹介します。 お気軽にお越しください(お菓子と紅茶付)。 |
2. アルタン with みたかジュニア・オーケストラ 公開リハーサル
【日 時】 | 12月13日(日) 15:00〜15:30 |
【定 員】 | 50名 *本公演のチケットをご購入の方限定。 |
【申込み】 | 要電話予約 Tel: 0422-47-5122 |
【内 容】 | アルタンとMJO共演曲目のリハーサルをご覧いただけます(約30分間)。本公演のチケットをご購入の方限定。 当日は14:30に公会堂正面玄関にお越しください。 |
ピックアップ・アーティスト
音の原風景を訪ねて 〜アイルランド・ダブリン、ドニゴールへの旅〜
名実ともにアイルランドの伝統音楽における最高峰バンド、アルタンがいよいよ12月に公会堂に登場します。今夏、音楽担当が現地に飛び、アルタンの演奏会を聴き、メンバーに会ってきました。
首都ダブリンを起点として、市内のパブとティールーム巡り、薄紫のヒースの花々が美しく映画の撮影などでも度々登場するウィックロー山脈、初期キリスト教遺跡群で有名なグレンダロッホを含む国立公園、アルタンのお膝元、同国北部のドニゴールにあるヨーロッパ随一の標高を誇る断崖スリーブリークとその周辺をバスを乗り継ぎ訪ねてきました。
旅のお供はアルタンの音楽を詰め込んだiPod。泥炭層の大地に果てしなく広がるエメラルドグリーンの草原、大西洋に切り立つ断崖、人の数より多い(!?)羊の群れ、元気で陽気な音楽が流れるパブ等々。出会うもの全てが新鮮でどこか懐かしい、これらの風景を目にしながら、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込みながら聴くアルタンの音楽は格別でした。
公演当日はロビーにて、アイルランド観光情報やグッズ販売、ギネスビールコーナーも皆さまにお楽しみいただけます。三鷹にいながらにして“音楽の国”アイルランドの雰囲気を味わっていただけること、間違いありません! 皆さまのご来場をお待ちしております。