優れた演出で数々の名優・スターとともに大ヒット作を生み出し、生涯で260本以上もの作品を手掛けた名匠マキノ雅弘。
股旅、色恋、次郎長ものから、ミステリーにミュージカルまで、数え切れない名作の中から22本を上映します!
[チケット発売日] 会員4/9(木) 一般4/10(金)
2009年 6月13日(土) 昼の部11:00 夜の部16:00開演
『昨日消えた男』『待って居た男』【全席指定】 | 各回 会員=900円 一般=1,000円 学生=800円 各回2本立/昼夜入替制/途中休憩あり |
*未就学児は入場できません。 |
片岡千恵蔵見参し、長谷川一夫が山田五十鈴をからかえば、とぼけるエノケン笑劇王
鶴田浩二が舞い戻り、森繁久彌の石松に付ける薬はなけれども、久慈あさみ振る壺の中、祈る越路吹雪の香りにさそわれて、志村喬の美声が響く、銀幕賑やかマキノ映画の名作数々。歌い踊って、仲良く喧嘩、切った仁義と涙の別れ、祭囃子に名調子。
まわるまわるマキノの御輿、あれもこれものあふれる傑作、今ここ、この時にご覧あれ!
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『昨日消えた男』(1941年 / 89分 / 白黒 / 東宝)
©東宝株式会社昼の部11:00-12:29 夜の部16:00-17:29
【監督】 | マキノ正博 |
【脚本】 | 小国英雄 |
【出演】 | 長谷川一夫、山田五十鈴、高峰秀子、徳川夢声、川田義雄、 鳥羽陽之助、清川虹子、進藤英太郎、渡辺篤、サトウ・ロクロー |
長屋で起きた大家殺人事件。 目明かしと与力をよそに、独自に推理を始めた、芸者の小富(山田)と、日頃憎まれ口を言い合う仲の浪人文吉(長谷川)。連続する事件と、長屋の住人たちの怪しい関係に、解決は混迷の一途をたどるが…。山田と長谷川のコンビがほほえましい、ミステリー喜劇。
『待って居た男』(1942年 / 98分 / 白黒 / 東宝)
©東宝株式会社昼の部13:00-14:38 夜の部18:00-19:38
【監督】 | マキノ正博 |
【脚本】 | 小国英雄 |
【出演】 | 長谷川一夫、山田五十鈴、高峰秀子、 榎本健一、藤原鷄太(釜足)、山根寿子 |
江戸の目明かし(長谷川)とその妻お光(山田)の訪れた温泉旅館で、若女将(山根)に続けて怪事件が起こる。 目明かし気取りのお光と、無能なのに憎めない目明かし金太(榎本)の推理で、いよいよ迷走を深める一行を、見るに見かねた長谷川は…。喜劇王エノケンのお茶目が光る推理時代劇。