「太宰治文学サロン」の展示をリニューアルしました
太宰治を『晩年』から振り返る
2009年 6月9日(火)〜11月1日(日)
【開館時間】 | 10:00〜17:30 |
【入館料】 | 入館無料 |
【休館日】 | 月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、休日を除く翌日・翌々日が休館) |
当サロンでは昨年の3月1日のオープン以来、コーナー展示については、随時変更してきましたが、このほどグラフィックパネルを含めて全面的に展示を変更しました。
「太宰が生きたまち三鷹」のパネルは、戦後中心であった写真をすべて戦前の三鷹と太宰の写真に変更しました。昨年初公開の「自宅近くで園子を抱く美知子夫人」をはじめ、1941年の「旧日本陸軍撮影空中写真」や1940年の「井の頭池と弁財天」など戦前の三鷹と太宰宅周辺を知る貴重な写真資料が展示されています。また「太宰治の足跡」として、今春、新発見された太宰治弘前高等学校入学時(17歳)の写真や文学的交流のわかる写真などを展示しており、パネルの背景には太宰の学生時代の英語教科書への落書きを使用しています。「三鷹太宰治マップ」は、昨年設置しました市内10か所の太宰ゆかりの案内板を反映したものにしました。
展示ケースでは、「おさん」や「桜桃」の原稿(複製)及び第一創作集『晩年』初版本(復刻版)や作品掲載雑誌などを展示しています。
太宰治生誕100年の今年、太宰の生きた時間に触れることのできる空間にぜひ足をお運びください。
「太宰治文学サロン通信」第5号を発行しました。
当サロンで配布しています。(無料)
「太宰治文学サロン」の来館者3万人達成!
太宰生誕100年の今年、6月19日の桜桃忌には全国各地から1,100人以上のお客様が来館されました。
昨年3月1日にオープンした当館ですが、6月28日(日) にはお陰さまで来館者延べ3万人を達成しました。3万人目の方は太宰ゆかりの場所をめぐるガイドツアーに参加し、本サロンを訪れた東村山市在住の林美代子さん。清原慶子三鷹市長より花束と記念品が贈られました。
太宰治関連グッズも充実しています
太宰文学鉛筆(6種類) 1本200円(台紙付)⇒STORE
太宰の作品から「斜陽」「人間失格」「走れメロス」「桜桃」「津軽」の5作品を選び、印象的なフレーズを刻印しました。
全6種類ありますが、一番人気は「斜陽」の【人間は、恋と革命のために生まれて来たのだ、】です。 金型を作り1本ずつ判を押すという凝った作りの鉛筆は、都内の工場の職人さんの苦心の賜物です。
*太宰グッズの一部は財団ウェブサイトでもお求めいただけます。 ⇒ http://mitaka.jpn.org/store/dazai/