NHK教育テレビ番組「日本語であそぼ」で、子どもたちにも大人気!
今年は初の小学生向けライヴを引っさげて三鷹に見参!
[チケット発売日] 会員1/29(木) 一般2/5(木)
2009年 4月25日(土) 14:00開演 【大人向けLIVE】
三味線浪曲エンターテインメントのカリスマ もっともっと! 国本武春!
2009年 4月26日(日) 14:00開演 【小学生向けLIVE】
国本武春さんの、すんごい三味線と浪曲で ぼくも、わたしも、ノリノリなのだ!
【全席指定】 | 会員3,150円 一般3,500円 高校生以下1,000円 |
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500円、対象:1歳〜未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで) *未就学児は入場できません。 |
【出 演】 | 国本武春 |
【国本武春さんからのメッセージ】
すっかり恒例となりました三鷹での国本武春ライブ!
今回はナント2日間にわたり大人向け、小学生向けという2パターンのライブコンサートをお贈りできる運びとなりました。
大人向けは新作の「加藤清正」をはじめ、忠臣蔵と並ぶ国本の代表作「巌流島うた絵巻」、そしてアメリカ仕込みの「バンジョーサム」。
子供向けは「ロックンロールうらしま」「ネズミの嫁入り」というおなじみの昔話2連発に、客席のみんなからアイディアをもらい、即興で三鷹の歌を作って歌っちゃおうという即興ソングコーナーなど盛りだくさん。
会場に来て一緒に体験しないとホント後悔してしまう、わくわくライブです。
ご家族で、友達どうしで、ご近所総出で、是非お越しください!!
Interview 国本武春インタビュー
“伝統を守り新しい伝統を築く”うなるカリスマ浪曲師、国本武春さん。
三鷹での過去2回のライヴも大盛況!
今回は初の小学生向けライヴも行う国本さんにお話をうかがいました。
──ご両親も浪曲師でいらっしゃいますが最初の音楽活動はマンドリンからなのですね。
ええ。中学の時にFM放送で聴いたブルーグラス(*)という音楽に衝撃を受けコンサートに行き、お小遣いをためてマンドリンを買い独学で練習しました。その後、友達とブルーグラスバンドをつくりました。そのうち英語の歌ばかりやっていると自分達もお客様も理解できないため、時代劇のテーマソングなど全く違うジャンルの日本語の歌も取り入れて敬老会などで演奏したりしていました。そして高校2年生の時、クラスメイトのお父さんの勧めで三味線を始めたんです。
──21才のとき東家幸楽に入門されますが、最終的に浪曲師の道を選んだのは、どのような思いがあったのでしょうか?
高校卒業後、演劇を学ぶうちに一人でたくさんの時間を演じたくなりました。それなら話芸と思い寄席に通い、落語から浪曲へと興味がうつりました。浪曲は一人で歌って、語って、芝居的な要素も有り、踊りこそありませんが一人ミュージカル的なものです。泣きも笑いもあって最後は人間賛歌になっている。こうした浪曲の魅力や奥深さに気付き、浪曲師を目指しました。
──“伝統を守り新しい伝統を築く”国本さんは従来の「浪曲」の枠にとどまらず、ブルーグラスやロックからクラシックのオーケストラまで、様々なジャンルのアーティストと共演をされていますね。
国本武春
生年月日:1960年11月1日 さそり座
出身地:千葉県 血液型:B型
趣味・特技:バイクツーリング、野球、
相撲観戦、墓参り、親孝行
撮影:©森 幸一 浪曲は昔から、当時流行していた音楽(リズムやメロディー)をどんどん取り入れて発展してきました。ですから、浪曲にとっていろいろな音楽を身につけることはとても重要なことだと思っています。
──公演では観客を巻き込む話術に圧倒されて、いつの間にか私たちも一緒に声を張り上げてしまうほどですが、『三味線』と『エンターテインメント』を結びつけたのは、どのようなお考えででしょうか?
浪曲とは、三味線の伴奏に歌や語りをのせ物語を演ずる芸能で、三味線が重要な役を果たします。その三味線を使ってとにかくみんなで“楽しむ”ことが、浪曲鑑賞の第一歩だと考えているんです。
──今回は三鷹で初めて小学生を対象にした公演もありますね。今の子どもたちは「浪曲」を聴いたことがないという子がほとんどだと思いますが、初めてでも大丈夫ですか? また、どのような内容になりますか?
浪曲は日本の他の古典音楽のような細かい決まりがなく、自由な台本を自由なメロディーで自由に歌い語るパフォーマンスなんです。私の浪曲は全く難しくありません!
今回は子供たちと一緒に浪曲を作り、一緒に浪曲をうなり、そして浪曲の掛け声を皆でマスターするというコーナーもあります。ぜひ、お気軽に楽しみにいらしてください。
*ブルーグラス:カントリーやウェスタンとも呼ばれるアメリカの音楽の一種。バンジョー、ギター、フラット・マンドリンなどの生楽器で演奏される。