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渥美清 そのもうひとつの魅力 〜寅さんを演じていない、渥美清主演映画特集〜

渥美清
「拝啓天皇陛下様」 ©1963年 松竹株式会社

[チケット発売日] 会員11/6(木) 一般11/13(木)

2009年 1月11日(日)・1月25日(日)・2月21日(土)

【全席指定】 会員900円 一般1,000円 学生800円(各回2本立/昼の部・夜の部入替制)
  *未就学児は入場できません。

渥美清。本名、田所康雄。1928年3月10日生まれ。1996年8月4日没。享年68歳。
国民的映画「男はつらいよ」の、あの啖呵売が、あの純情一途な恋心が、そして妹さくらを想う気持ちが懐かしい。

十三回忌を迎える今年、その「寅さん」という輝き以外の渥美清のもうひとつの魅力を、大きなスクリーンで味わってみませんか。
様々な役を演じ躍動する渥美清の姿に、その間、その表情、その軽みといった圧倒的な演技の上手さと役者としての才能の豊かさを改めて感じていただきたいと思います。

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拝啓天皇陛下様
©1963年 松竹株式会社

『拝啓天皇陛下様』(1963年・カラー)

【監督】 野村芳太郎
【出演】 渥美清、長門裕之、左幸子、桂小金治、西村晃
加藤嘉、藤山寛美、高千穂ひづる、中村メイコ ほか

棟本(長門)は、同じ連隊に所属する不思議な男、山田(渥美)と出会う。厳しいシゴキの毎日だが、孤児だった山田は寝食に困らない軍隊は、まるで天国だと嬉しそう。棟本と山田の運命的な友情を、戦争の愚かしさを語りつつ、上質のユーモアで彩られた人情味溢れるコメディーとして描く。


『続・拝啓天皇陛下様』(1964年・カラー)

【監督】 野村芳太郎
【出演】 渥美清、久我美子、宮城まり子、佐田啓二、小沢昭一、藤山寛美、高橋とよ、田中邦衛、加藤嘉 ほか

ある事件で家族を失い、世間から馬鹿にされて生きてきた山田善助(渥美)のもとに召集令状が届く。お人よしで孤独な彼にとって配属された軍犬部隊は天国であり、中国本土では、彼になついてくれる賢い軍犬・友春号とも出会う。終戦後に善助は日本に帰国。友春号の飼い主であった元華族の未亡人・久留宮夫人に会いに行くが…。


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あいつばかりが何故もてる
©1962年 松竹株式会社

『あいつばかりが何故もてる』(1962年・白黒)

【監督】 酒井欣也
【出演】 渥美清、倍賞千恵子、田中春男、若水ヤエ子 ほか

自らが歌う同名の歌から企画された、記念すべき初主演作品。善六は銀座を根城にするスリの名人。ある日、刑事に追われて逃げる姿を、女子大生に撮影されてしまってさあ大変。ところが、いつのまにか善六は彼女に惚れてしまい…“お人よしで思い込みの激しい男が恋をする”という彼の魅力の原点がここに。

喜劇・急行列車
©1967年 東映株式会社

『喜劇・急行列車』(1967年・カラー)

【監督】 瀬川昌治
【出演】 渥美清、佐久間良子、楠トシエ、小沢昭一、大原麗子 ほか

列車の車掌吾一は鉄道一筋。四人の子供に、特急・さくら・つばめ・ふじと名付けるほど仕事に誇りを持っている。ある日、特急「さくら号」に乗車勤務していた吾一は初恋の人、毬子に出逢う。毬子は夫とうまくいっておらず、一人旅に出て来たというのだ…。


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喜劇・女は度胸
©1969年 松竹株式会社

『喜劇・女は度胸』(1969年・カラー)

【監督】 森崎東 【原案】 山田洋次
【出演】 渥美清、花澤徳衛、清川虹子、河原崎建三、倍賞美津子 ほか

乱暴者の父親と出来の悪い兄(渥美)。二人の喧嘩を見てみぬふりをする母。気の弱い弟はそんな家庭に嫌気がさしている。ある日、兄と弟のそれぞれの恋人が取り違えられてしまい、大騒動にエスカレート! そんな男たちの大喧嘩の最中にも、全く動じない女たちのバイタリティがおもしろい、痛快ドタバタ喜劇。

喜劇・男は愛嬌
©1970年 松竹株式会社

『喜劇・男は愛嬌』(1970年・カラー)

【監督】 森崎東
【出演】 渥美清、倍賞美津子、寺尾聰、沖山秀子、中川加奈 ほか

『喜劇・女は度胸』の続編。遠洋マグロ漁船の船員で、たまに帰ってくる度に騒動を巻き起こす兄(渥美)と、心優しく純情一途な弟(寺尾)の間で綴られるスピード感溢れる人情喜劇。鑑別所帰りで気風のいい幼なじみの少女を倍賞美津子が好演。姉、千恵子による『男はつらいよ』のさくらとの演じ方の違いを観るのも楽しい。

三鷹市芸術文化センター
星のホール

〒181-0012
東京都三鷹市上連雀6-12-14
0422-47-5122 (チケットカウンター)
0422-47-9100 (施設受付・事務局)
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