大正末期に建てられ、近代西洋の様々な建築様式が見事に調和した、
山本有三邸の建築的魅力に焦点を当てた初の企画展。
2008年10月7日(火)〜2009年 4月22日(水)
【開館時間】 | 9:30〜17:00 |
【入館料】 | 一般300円 団体200円(20人以上) |
【休館日】 | 月曜日(月曜が祝休日の場合は開館し、祝休日を除く翌日と翌々日は休館) |
ピクチャレスク──絵のような家
「ピクチャレスク(picturesque)」とは、もともと「絵のような」「絵画に適した」という意味の言葉で、庭園や住宅建築の世界においては、非対称性や異国情緒、自然の荒々しさなどの特徴に対して用いられています。山本有三邸(現・三鷹市山本有三記念館)は大正末期に建てられ、近代の様々な建築様式が見事に調和した本格的な洋風建築です。漆喰と木の線材によるコントラストが美しい外壁、随所に見られるモダンなスクラッチタイル、意匠が異なる3つの暖炉を備えた姿は、まさに絵のような家といえるでしょう。
今回の企画展は、当館の建物としての魅力に焦点を当てた初の試みです。日本の近代住宅の流れの中で、当館の特徴と見所を紹介すると共に、有三と住まいとの関わりを考えます。有三が住んでいた当時を思いながら、ピクチャレスクな家をお楽しみください。*有三の生涯(1階)とゆかりの品々(2階)を紹介する常設展示コーナーも展示替えを行います。あわせてご覧ください。
【日 時】 | 11月1日(土) 13:00〜 / 15:00〜 |
【解 説】 | 初田亨(工学院大学教授) |
* | 直接会場にお越しください。(参加費無料、別途入館料300円が必要です) |
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【記念館価格】 | 1,100円(定価1,400円) |
【監 修】 | 初田亨(工学院大学教授) |
【撮 影】 | 岡本寛治 |
【発 行】 | バナナブックス |