アート・イン・パラダイス
家族
『家族』
ジョージ・ウィリアムズ
踊る女
『踊る女』
ジミー・リー・サダス

アート・イン・パラダイス〜アメリカのアウトサイダーアート
ART IN PARADISE - From Claudia DeMonte & Ed MacGowin Collection
2001年4月21日(土)〜5月27日(日)
【休 館 日】 月曜日(4月30日は開館)・5月1日(火)
【開館時間】 10:00〜20:00(入館は19:30まで)
【観 覧 料】 会員400円 一般500円 学生(中・高・大)300円
65歳以上、小学生以下、及び障害者手帳をお持ちの方は無料
20名以上の団体(一般)は2割引
割引入場券(一般入場料500円が400円に)もご利用ください。
【後 援】 アメリカ大使館
【協 賛】 資生堂
【企画協力】 Wonder Art Production
【出品作家】 ビル・トレイラー、ハワード・フィンスター、クリス・リトル、
ジョージ・ハーベイ、メアリー・T・スミス、フレッド・ウェブスター、
イネス・ナザニエル・ウォーカー、アール・シモンズ、モーズ・トリバー、
ルーシー・エストリン、ジェイムズ・ハロルド・ジェニングスほか
関連レクチャー
 5月19日(土)13:00〜
【テーマ】 『アメリカのアウトサイダーアートについて』
【講 師】
(予定)
クローディア・デモンテ(本展出品作所蔵者、コレクター)
エド・マックゴウィン(本展出品作所蔵者、コレクター)
安西水丸(イラストレーター)
【入場料】 無料 定員250人・要予約(Tel.0422-47-5122)
【会 場】 三鷹市芸術文化センター・星のホール

美術の歴史や教育にまったく縁の無かった人々が、ある時期から、猛烈なエネルギーで、おびただしい数の作品をつくることがあります。ビル・トレイラーは奴隷から解放されて。ハワード・フィンスターは神の啓示により。モーズ・トリバーは事故で歩けなくなってから。イネス・ウォーカーは刑務所にいれられてから。動機は様々ですが、彼らは、心の平衡をたもつかのように、自分の世界を独創的な材料で作品にします。ここでは、このような作家を「独学の作家」と呼ぶことにします。この種のアートをフォーク(民衆の)アート、プリミティブ(原始的な)アート、ナイーブ(素朴な)アート、アウトサイダー(枠外の)アートといった様々な用語で称しますが、それぞれに微妙な違いや重なりもあります。しかし、作品を見るうえでは学術用語はあまり意味を持ちません。言葉によってくくる前にぜひ作品と出会ってください。何にも縛られずに自己表現できる「独学の作家」は、最も幸せなパラダイスの住人なのかも知れません。さあ、心を解き放って彼らのパラダイスを見てみましょう。
本展は、アメリカの現役の彫刻家で大学教授のクローディア・デモンテ、エド・マックゴウィン夫妻によって集められた、アメリカ南部を中心とする独学の作家38人の計114点を紹介します。
プロペラ機
『プロペラ機』
ボリス・シンプソン
パズルボックス
『パズルボックス』
レベランド・ハーマン・ヘイズ
風車
『風車』
ジェイムズ・ハロルド・ジェニングス

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