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『エル・タンゴ』の世界観を堪能するために-ボルヘスのことなど。。。

【その2】

2012年9月 1日風のホール音楽・ホール担当(mamitalia)

~~~~~前回の続きです~~~~~

 もともと詩人だったボルヘスが、散文やエッセイを書くようになったきっかけは、
自宅で大怪我を負い死の境を彷徨ったことで、文字が読めない、書けない恐怖感に
駆られたことからだった、というのにも非常に驚きました。


 人生、何がきっかけで変わるのかわからないものです。。。


 ボルヘスは1946年、(夫人がミュージカル「エビータ」で有名な)ファン・ペロンが
大統領に就任すると、ボルヘスは厳しく弾圧されます。政権に抵抗したという理由
でブエノスアイレス市立図書館の司書から公共食肉市場の検査官に転属され、
母は自宅監禁、妹と甥は刑務所に1か月投獄、ボルヘス自身も刑事の尾行が付く
という状況が10年にも及びました。

 ペロンは自分と意見を異にする知識人(反対派)を容赦なく抑圧するという政治を
行っていましたが、その一方で国策としてタンゴを振興していたというのだから、本
当に驚きます。(一方で、厳しい弾圧にあっていた音楽家もいたといいます。)

♪♪♪♪♪

 その後のボルヘスの経歴についてはこの場においては割愛いたしますが、
公演に先立ち、皆様にご紹介したい映像を見つけましたので、お知らせします!
http://www.ubu.com/film/borges_mirror.html

 アルゼンチンが生んだ世界的文豪ルイス・ホルヘ・ボルヘス(1899 - 1986)の
生い立ちから亡くなるまで、その人となりがどう形成されていったのかが垣間見る
ことのできるドキュメンタリー"The Mirror Man"(1999年制作/英語)です。

 このドキュメンタリーは、再現映像や生前の記録フィルム、さらにはボルヘス本人と
母親のレオノール・アセベド・デ・ボルヘス、二番目の妻で彼の死後、ボルヘス財団を
設立し代表となったマリア・コダマ(1945‐ )へのインタビュー映像が盛り込まれています。

 また、小松亮太さんがプレトーク内でもご紹介された、
ボルヘスの「バラ色の街角の男」が題材となっている
映画El hombre de la esquina rosadaは↓こちらでご覧いただけます。
http://www.youtube.com/watch?v=P_Bb3FnlgFY

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 https://twitter.com/ArtsMitaka/status/240030733102641152/photo/1
 既にTwitterでご紹介いたしましたが、
 『エル・タンゴ』のリハーサルは先月27日(月)から既にスタートしています。
 本公演が行われる前のリハーサル期間も@ArtsMitakaで呟いていきますので、お楽しみに!

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