《THE YOSHIDA FAMILY展》で時間と空間を旅しませんか(その1)

2009年8月29日三鷹市美術ギャラリー美術(S.T)
図版:吉田穂高《サンミゲル旧一番通り》1987年 紙/亜鉛凸版、木版 42×65.8)

8月29日から三鷹市美術ギャラリーでは『THE YOSHIDA FAMILY展』が始まりました。

4世代7人の芸術家が集った吉田家の画家たちを紹介する展覧会ですが、今回最も時代を遡る人物は幕末生まれの洋画家・吉田嘉三郎(よしだ・かさぶろう)〔吉田博の義父〕であり、一方で嘉三郎のひ孫にあたる吉田亜世美(よしだ・あよみ)は、現在も米国と日本を行き来しながら活躍するアーティストです。

吉田家といえば、近代風景画の巨匠・吉田博を筆頭に「旅」を身近なものとして暮らしてきました。本展でも1903年に渡米した博(博にとっては2度目の渡米)とふじをが欧米旅行中に描いた数々の作品を展示しておりますが、100年以上も前に描かれたとは思えない瑞々しい2人の感性が窺えます。

博の長男・遠志はアフリカ・南極にも足を伸ばし、次男・穂高もメキシコに強く惹かれるなどそれぞれの視点から世界を旅し、自らの世界を創りあげてゆきます。

本展を通して、100年を超える時空と世界を巡る空間の旅をお楽しみください。