モーリス・ユトリロ展 −モンマルトルの詩情−
会期:7月8日(日)まで開催中 会場:三鷹市美術ギャラリー 三鷹市下連雀3-35-1 CORAL5階 tel.0422-79-0033 休館日:月曜日 観覧時間:午前10時〜午後8時 *入館は午後7時30分まで 観覧料:一般800円・学生(高・大)500円 主催:(財)三鷹市芸術文化振興財団・三鷹市美術ギャラリー 後援:フランス大使館 協力:ANA 企画協力:IS ART INC.
追い求めて届かぬ母とモンマルトルの喧噪、そして葡萄酒
モーリス・ユトリロは1883年パリに生まれました。ユトリロの母シュザンヌ・ヴァラドンは、モデルとして、また画家としてルノアールやロートレック、ドガ、サティなど当時の一流芸術家たちと交遊がありました。ユトリロはこうした環境で育ちながら、1896年ヴァラドンの結婚を機に田舎に追いやられると、祖母とふたり暮らす寂しさのうちにアルコールへの依存度を高めていきました。そしてアルコール中毒により精神病院への入退院を繰り返す中、20歳の頃、医師の勧めで絵を描き始めたのが画家となる契機となりました。ユトリロは自らの心の隙間を埋めるようにして絵筆を執り、自らの作風を確立していきます。
ユトリロ最後の作品を含む 日本初公開作品34点
本展では今まで日本では公開されていない作品34点をはじめ、ユトリロが実際に使用していた絵筆、絵の具、最後のパレットなども初めて展示しています。 フランス・サノワ市立ユトリロ・ヴァラドン美術館館長ジャン・ファブリス氏の監修のもと、世界7カ国から集められた約80点の作品は、ユトリロを代表する「白の時代」を中心に、「色彩の時代」、そしてユトリロ最後の作品『モンマルトルのテルトル広場』(絶筆のためサイン無し 日本初公開)までに及びます。ユトリロの全貌をご紹介いたします。
(画像:ル・ヴェジネの庭でのモーリス・ユトリロ 1950年頃 © Jean Fabris 2007 © ADAGP, Paris & SPDA, Tokyo, 2007)
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