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劇団ままごと『わたしの星』

夏の空、高校生たちの星間飛行。

時報を合図に、少女と星の一生を描いた『わが星』。
その世界観を引き継いで、東京では2年ぶりとなる柴幸男の新作『わたしの星』が誕生します。
出演するのは、オーディションで選ばれた高校生たち10人。今回はスタッフにも高校生が参加します。
演劇を「ままごと」のようにより身近に。より豊かに―
その思いを大切に、2009年の旗揚げ以来、さまざまな場所、人と作品を立ち上げてきた「ままごと」。
この夏は東京で高校生たちと、新たな星の物語をつくり出します。

作・演出:柴幸男

CAST STAFF

[全公演完売]
本公演は終了しました

2014年 8月21日(木)~31日(日) 全12公演

*上演時間1時間40分(途中休憩無し)
<全席自由席・日時指定・整理番号付き>
【会員】前売2,000円 当日2,300円 【一般】前売2,500円 当日2,800円
【学生】1,500円(前売・当日とも) 【高校生】1,000円(前売・当日とも)
【小・中学生】500円(前売・当日とも)
託児サービス 500円、対象:1歳~未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで)
*未就学児は入場できません。*8/23(土)14:00/19:00・8/27(水)14:00の回のみ
【作・演出】 柴幸男
【高校生キャスト】 生駒元輝、坂本彩音、佐藤まい、西片愛夏、西田 心、
札内茜梨、山田奈々緒、吉田圭織、吉田 恵、吉永夏帆
【高校生スタッフ】 新井悠里、小俣七海、小出実樹、徳野絵美理、中村瑠南、町田将太郎

*下方に、全キャスト・スタッフの紹介とコメントが掲載されています。

関連企画

☞高校生キャストのアフタートーク出演日が決定しました。
8月21日(木)14:00・・・

高校生キャスト
坂本彩音、佐藤まい、西田 心、札内茜梨、山田奈々緒
+柴 幸男
8月24日(日)14:00・・・ 高校生スタッフ全員+柴 幸男
8月27日(水)14:00・・・

高校生キャスト
生駒元輝、西片愛夏、吉田圭織、吉田 恵、吉永夏帆
+柴 幸男

【ままごと『わたしの星』稽古場インタビュー】

※J:COM武蔵野三鷹「MITAKA ARTS NEWS ON TV vol.127」で放映されたものです。YouTube で見る

劇団プロフィール

劇作家・演出家である柴幸男の作品を上演する団体。2010年に『わが星』で第54回岸田國士戯曲賞を受賞。
何気ない日常の機微を丁寧にすくいとる戯曲と、ループやサンプリングなど演劇外の発想を持ち込んだ演出が特徴。
様々な演劇表現を模索しながら全国各地にて精力的に活動している。

☞劇団HPアドレス|www.mamagoto.org
☞劇団ツイッターアカウント|@mama_goto

「わたしの星」に寄せて、柴幸男さんからのメッセージ

僕が生まれてはじめて戯曲を書いたのは、高校二年生の春。今、僕は31歳。僕の書いた戯曲は、全国の高校生たちによって上演されるようになりました。彼らを、彼らに演じられる戯曲を見ていたら、僕の中にもう一度、高二の春が訪れたようです。出演はオーディションで選出された現役高校生。創作の過程は高校生スタッフに記録してもらいます。僕は、夜空の星のような彼らの瞬きを、戯曲に込めてみようと思います。いつか未来、遠い星の高校生たちがこの作品を上演する、そんな場面を夢みて。

【高校生CAST&STAFF 顔合わせ風景/全員からのメッセージも収録しています

★2014年5月18日 三鷹市芸術文化センター会議室で収録。YouTube で見る

三鷹市芸術文化センター星のホールで8月に開催される、劇団ままごと柴幸男さん作・演出による「わたしの星」。この作品は、2009年に星のホールで上演され岸田戯曲賞を受賞した舞台「わが星」の世界観を基に、キャストとして現役高校生だけが出演し、照明や音響や舞台美術などといったスタッフも、プロの指導のもと可能な限り高校生が携わっていく、とてもフレッシュな新作公演となります。

その公演に先がけて「柴幸男さんによる高校生向け演劇ワークショップ」を開催いたしました。中学3年生〜高校2年生までの51人が参加してくれたこのワークショップの模様を、レポートいたします。
(ワークショップは、2月16日と23日に、ほぼ同じ内容で、各日約25人ずつが参加して行われました)


柴さんの挨拶
ワークショップは午後1時開始。もちろん初めて会う人が多いので、最初は皆さん少し緊張気味に、柴さんの挨拶に耳を傾けていました。


「数学!数学!」「音楽!音楽」
やがて挨拶が終わると、全員立ち上がり、いよいよ本格的なワークショップのスタートです。「じゃあ、好きな科目が一緒の人を探して、集合してください」と柴さんが言ったとたん「英語!」「体育!」と皆、大きな声で仲間を探し始めました。みんなの顔がみるみるイキイキしてきます。


「なまえ鬼」
続いては「じゃあ1人ずつ、好きな食べ物を言ってください」という柴さんの呼びかけに「ハンバーグ!」「カレー!」と声が上がります。やがて、1人が“鬼”になり誰かに近付いていくと、近付かれた人が「ラーメン!」と叫びます。すると先に「ラーメンが好き」と宣言した人が今度は“鬼”に。そうやって、次から次へと鬼がスイッチしていく、通称「なまえ鬼」。他の人の名前(好きな物)をどんどん覚えていって、全員の呼吸が更に合わさっていきます。


「こんにちは、はじめまして」
「はじめまして」
「あの…あなたの趣味はなんですか?」
「趣味ですか?趣味は……」
続いては柴さんが、1〜50までの数字が書かれたカードを1枚ずつ配ります。もちろん誰がどの数字を持っているかは、他の人には判りません。やがて「1番に近い人は、できるだけ静かな趣味を、50番に近い人は、できるだけ活動的な趣味を思い浮かべてください。そして、いろんな人に挨拶してお互いの趣味を言い合って、自分と近い数字を持っていると思う人と出会ってください!」との指示が出ると、皆一斉に挨拶を始め、相手の趣味から“ベストパートナー”を探していきます。


足して50になる販売物を探し当てる
やってみるとこれがなかなか難しい。例えば“読書”と“ビデオ鑑賞”の人が出会い「お互い家で静かに過ごす趣味だから、同じくらいの数字かなあ」とパートナーになったのに、後々発表してみたら“読書”の人は「2」で“ビデオ鑑賞”の人は「15」の数字を持っていたり。柴さんからは「自分の価値観が他人と一緒と思うことは思い込みにすぎない。それは演技においてもそうで、こういう動きならお客さんに“嬉しい”とか“悲しい”とか伝わると思っていても、そうでは無いことが有ることも知ってほしい。当たり前だと思っていることを疑ってみることが大事なんです。」とのメッセージが。他にも「1に近いほど小さな商品を作っていて、50に近いほど大きな商品を作っている人です。2人の数字の合計が足して50になる人と出会ってください」など設定を変えて再びパートナー探し。「自分は30を持っているから乗用車を作っている人ということで……この人は自転車を作っていると言ったから、多分20くらいだろうから丁度いいかな」と思っても、実は自転車の人は「5」のカードを持っていたり。でも、たくさんの人と挨拶してパートナーを探すうちに、いつの間にか皆、自然な呼吸で「人との出会い」を演じられるようになり、想像力もどんどん膨らんでいって、もう全体の熱気も最高潮。

 
配役やセリフを相談中!班に分かれて短い台本で芝居を作ります。
続いて、いよいよ柴さんから台本が配られました。無作為に作られた5チーム(各チーム5人程度)が、その台本を使って、皆で相談しながら、配役も自分たちで決めて、自由にお芝居を作っていきます。


立ち稽古
大まかなストーリーは《いつも元気なはずの子が朝からなんとなく元気がない。心配していたら先生が入ってきて、〇〇さんは転校することになりましたと告げる》ところから始まる3分程度のストーリー。柴さんからは「台本で『わいわいがやがや』と書いてあるところも、その雑談をしっかり作って」とか「どこに引っ越すのか、そしてその理由はなんなのかなども、皆で考えて変えていって」などの注文が飛びます。短い時間で皆の気持ちをひとつにする作業。各グループ、配役を決めたら立ちあがって、どんどん稽古を進めます。

 
発表の様子他の班の発表を観ています
そしていよいよ発表。元は同じ台本ですが、各グループ個性溢れるセリフや設定で演じてくれて、随所に笑いも起きていきます。

全グループの発表が終わると、柴さんからの講評です。「あそこは会話の流れが自然だったね」「あのシーンは、もっと相手を見ながらセリフを言った方がいい」など、かなり具体的な指摘が飛びます。時にはもう一度演じてもらい「僕だったらこうするなあ」と実際に演出を加えていくこともあり、どんどん作品が締まっていく様に、参加者の皆さんも真剣な眼差しを向けていました。

  
柴さんからの講評。皆、真剣に聞き入っています。

他にも盛り沢山な内容で実施されたワークショップは午後6時に終了。参加者の皆さんからは「知り合いがいない中、最初は緊張していたのですが、始まると楽しすぎて、そんな不安は吹っ飛びました。またぜひ参加したいです」「初めて演技というものをやりましたが、本当に楽しかったです」「本格的な演出の話とかも聞けてすごく勉強になりました」などの声をいただきました。

「わたしの星」はこの後、3月下旬〜4月上旬にオーディションを実施して出演者や参加者を決定し、5月から始まる稽古を経て、8月の公演を目指します。
演劇界で今最も注目されている柴幸男さんの下で、若き力が、どんな羽ばたきをみせますか。「わたしの星」にご期待ください。

三鷹市芸術文化センター
星のホール

〒181-0012
東京都三鷹市上連雀6-12-14
0422-47-5122 (チケットカウンター)
0422-47-9100 (施設受付・事務局)
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