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マリー・ローランサン展 ~女の一生~

マリー・ローランサン展 ~女の一生~
マリー・ローランサン 《扇をもつ若い女》
1950年頃 油彩、カンヴァス 55×46cm

図録発売中

2014年 4月12日(土)~6月22日(日)

【開館時間】 10:00〜20:00(入館は19:30まで)
【会 場】 三鷹市美術ギャラリー
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-35-1 CORAL(コラル)5階→会場地図
【休館日】 月曜日(5/5は開館)、5/7(水)
【観覧料】 会員=480円 一般=600円 65歳以上・学生(大・高)=300円
中学生以下・障害者手帳をお持ちの方は無料
【主 催】 (公財) 三鷹市芸術文化振興財団・三鷹市美術ギャラリー
【後 援】 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、NHKサービスセンター
【協 力】 マリー・ローランサン美術館
【企画協力】 IS ART INC.
【出品作品リスト】 PDF: 160KB/4ページ

パリ生まれのマリー・ローランサン(1883-1956)は優雅な色彩による独自の作風で知られています。
本展では、初期の自画像から始まり独自の作風が確立してからの優雅な女性像を中心に幅広い作品69点を展示する予定です。

1907年24歳頃のマリー・ローランサン
1907年24歳頃のマリー・ローランサン
20世紀前半のパリを活動拠点としたエコール・ド・パリの多くの画家たちのなかでも、モーリス・ユトリロとマリー・ローランサンは図抜けて日本での人気が高い画家です。共に1883年のパリに婚外子として生を享け、二つの世界大戦を背景に独自の画業を展開し、ユトリロは1955年、ローランサンは翌56年、やはり共にパリに没しました。諸外国や地方から流れ着いた他の画家たちに比べ、この二人の生は分かちがたくパリという故郷に結びついたものであったと言ってよいでしょう。

当ギャラリーでは、2007年「モーリス・ユトリロ展~モンマルトルの詩情~」を開催しその画業を紹介しました。今回はもうひとりの画家、マリー・ローランサンの作品を展覧いたします。

画家ローランサンの特異な点は、今では考えづらいことですが、女であるということでした。17世紀に起源を持つパリの国立美術学校が女性の入学を認めたのは1897年です。女性画家の存在は稀でした。そんな時代のパリにあって、マリーはブラックやピカソを通してキュビスムへ傾倒し、詩人アポリネールと出会います。しかし刺激し合う関係も長くは続かず別離があり、ドイツ人男爵との結婚、直後の大戦勃発によるドイツ人としての亡命生活、ニコル・グルーとの出会い、終戦と離婚、そして再びのパリです。時代はまたしても暗雲漂う方向に傾きますが、マリーの明るく優美な色彩と形態は、それらをも包み込むようにしなやかな女性性を確立してゆきます。20世紀のパリに生きたひとりの女の生涯がここにあります。

《モンテスパンとラヴァリエール》 1952年頃 油彩、カンヴァス 55×46.5 cm
《モンテスパンとラヴァリエール》1952年頃
 油彩、カンヴァス 55×46.5 cm
《花を生けた花瓶》 1950年頃 油彩、板 49.5×35.5 cm
《花を生けた花瓶》1950年頃
 油彩、板 49.5×35.5 cm
1953年70歳頃のマリー・ローランサン
1953年70歳頃のマリー・ローランサン

関連プログラム

講演会「パリの画家 マリー・ローランサン」 三鷹ネットワーク大学共催

【講 師】 吉澤公寿(マリー・ローランサン美術館キュレーター)
〔講師紹介〕
立教大学文学部フランス文学科を卒業後、父親の経営する会社でマリー・ローランサン美術館を担当。
2005年にフランス政府より芸術文化勲章シュバリエに叙任され、現在はグリーンキャブグループの常務
取締役、およびマリー・ローランサン美術館事務局長として活躍。
【日 時】 2014年 4月27日(日) 14:00〜16:00
【会 場】 三鷹ネットワーク大学(三鷹市下連雀3-24-3 三鷹駅前協同ビル3階)
※展覧会場とは異なりますのでご注意ください
【定 員】 70人
【参加費】 無料
定員に達しましたので受付は終了いたしました。

【ワークショップ】こどもアートクラブ「ふしぎな世界のゆらふわボール」

宙に浮かんだ小さな世界を作るよ どんなふうにしようか? どんなものを使う?

【日 時】 2014年 5月31日(土) 10:30〜16:00
【会 場】 三鷹市美術ギャラリー、三鷹市芸術文化センターB1F・アートスタジオ
【企画・進行】 NPO MAG-net(マグネット)
【対象・定員】 小学生・20人
【参加費】 2,000円(材料費込み)
【申込方法】 往復はがき または faxにて
1)住所 2)氏名(ふりがな) 3)性別 4)学校名 5)学年
6)電話番号・fax番号(faxでお申込みの方にはfaxで返信いたします)
7)どこから情報を得たのか
8)往復はがきの方は返信用はがき宛先(住所・氏名) をご記入のうえ、
〒181-0013 三鷹市下連雀3-35-1 三鷹市美術ギャラリー ワークショップ係 宛
にお送りください(fax:0422-79-0030)。
【応募締切】 2014年5月21日(水) 必着 *なお応募者多数の場合は抽選になります。
【チラシ】 PDF: 391KB

【ボランティアガイド募集】ギャラリートークに参加してみませんか?

三鷹市美術ギャラリーでは、この展覧会で来館者(主に小学生)に1回30分程度の対話型ギャラリートーク*を行う無償ボランティアガイドを募集します。

*対話型ギャラリートークとは、展覧会をガイド(案内役)とともに鑑賞するプログラムの一種です。ガイドは、来館者と一緒に話しながら、対話形式でトークをおこないます。作品に関する知識を説明する解説型ガイドではありませんので、お気軽にご応募ください。担当学芸員と講師による事前研修に参加可能な方をお待ちしております。

【研修日時】 2014年 4月17日(木) 10:30〜15:30(予定)
【講 師】 NPO MAG-net(マグネット)
【申込方法】 4月10日(木) 必着 で履歴書を郵送してください。
【送付先】 〒181-0013 三鷹市下連雀3-35-1 CORAL5階
三鷹市美術ギャラリー ボランティアガイド係
【チラシ】 PDF: 540KB
【お問い合わせ】 三鷹市美術ギャラリー TEL: 0422-79-0033